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2012/10/24

◆日経平均株価が前日比59円安の8954円と8日ぶりに反落した。前日までの7連騰で480円上げており、利益確定売りが出やすくなっていた。加えて、23日の米国市場では企業業績失望売りにNYダウが再び200ドル超の大幅反落。欧州では、米格付け会社ムーディーズがスペインの5州を格下げしたうえ、欧州のリード役であるドイツの経済指標が悪化したことで欧州景気への悪化懸念から欧州株も大幅安で3日続落・・と厳しいニュースが相次いだことで、当面の利益を確定する売りが先行した。もっとも、8900円割れで寄り付いたところがこの日の安値となり、後場中ごろにかけ9000円台回復場面があるなど、欧米株ほどの大きな下げとはならなかった。この日、発表された中国の10月製造業PMI速報値が2カ月連続で改善したことを受け、中国景気への懸念が和らいだことが下支えしたようだ。

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◆もっとも、日経平均は3月の今年高値1万255円から相当厳しい水準でのもみ合いから抜け出せてはいない(長期的には、10年4月のリーマン・ショック後最高値1万1408円をトップとした下落基調から脱しえてないという、厳しい状況もあるが、これは、時間をかけて徐々に解決していくしかない!)。6月4日に8238円の年初来安値を付けた後は、下値がゆっくりだが切り上がっており、上値も切り上がる格好となっており、今は、第4波の上値トライの途上にある。23日には一時9075円まで上げ、長期相場を示唆する200日移動平均線<9055円>上回る場面があった。これまでの3波の反発展開では、7月4日高値9136円、8月20日高値9222円、9月19日9288円と次第に上値が上がってきている。200日線突破から、9月高値クリアへと突き進んでいくことが出来るか?どうかがテクニカル面での当面の注目ポイントだ。もっとも、上値がなお切り下がっていることは、日本の国勢からやむをえないものがある。が、欧米アジアの応援よろしきを得、ひとつづつ上値ネックラインをクリアしていくしかない!?

◆希望をどこに置くか?当欄は、昨年来、内需関連をその中核としてきた。しかし、(国の無策はいいたてても何も始まらない!?)株価が上昇してきたこと、製造業の厳しい状況が内需関連各産業、企業に影を落としていることから消費関連以下、足元、先行きともやや見えにくくなっている。

◆前号で記した物語コーポ(3097)は、直近の上げでやや26週線とのかい離率が大きくなったことから、利益確定売りに足元を掬われる可能性が高いとの指摘があった。しかし、「食べ放題焼肉店キング」を前面に押し出しての2ケタ増収増益基調はなお継続できそうだ。ここは、調整に入るのか、ジリジリと上値を追う格好が続くのか見極めてから動きたい。●消費関連で08年12月以来、当欄が注目してきたのは、前日も記したマクドナルド(2702)。先の知友アナリストミーティングでは「バリュエーションが高すぎる」といわれてしまったが、リーマン・ショック後、52週線沿いの上昇基調を刻み続けていることから、52週線へのマイナスかい離幅が広がり始める直前までウォッチングを継続しよう。●そして、当欄主役交代宣言?に向かって一歩づつ前進しているセブン&アイ(3382)が52週線タッチから反転。2500円台に突入し始めた!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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