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2012/03/29

◆金融緩和策競争といった感じで欧米日が景気押上げを狙うが、NYダウを1万3000ドル台を回復した後の米国経済指標は、景気回復の鍵でありターゲットとなる住宅関連の指標がはかばかしくない。また、中国も3月2日に上海総合指数が2460の今年高値を付けた後は、景気減速懸念も利下げなど金融緩和策を打ち出せないなか軟調展開が続き、きょうの終値は2252ポイントと8.5%の下げ。インドもセンセックス30種が2月高値から8.4%の下落とアジア株が下げていることも、(平均が1万円台を回復した)日本株売りとなり上値を重くしている。

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◆この日、日経平均は前日比67円安の1万114円と続落。東京外為市場で円が対ドル、ユーロで3日ぶりに反発したことから輸出関連が下落。NY原油先物や非鉄・貴金属が下落したことから素材・資源エネルギー関連も下げ幅を拡大した。そんななか、幸い、当欄の主力としている内需関連セクターはディフェンシブストックとして買われるか、小幅安にとどまった。29日発表の先週18〜24日の海外投資家売買状況は差し引き2427億円の13週間ぶり売り越しだった。もっとも、早くから円売り株買いに動いたヘッジファンドの利益確定の反対売買との見方がある。昨年12月末からだと、海外投資家は差し引き1兆4600億円強の買い越しだ。ただ、本格的な売り転換は、5月末のヘッジファンドの決算期前後とも指摘があったが、さて、どうか・・。

◆日マクドナルド(2702)が3日続伸。連日で昨年来高値を更新し、08年12月に付けた2170円も突破、07年1月以降続いてきた2100円台の壁をあと14円上げれば、(時間はかかったものの)乗り越えることができる!新たな材料が発表されたわけではなさそうだ。全般続落展開のなか、医薬品、小売、食料品、サービス業など内需関連セクターの一角が逆行高したことから見直し買いが広がったようだ。大型店舗化やフランチャイズ制への転換など新たな店舗政策が進行中で、好業績、ディフェンシブストックとしてジリ高基調が続いてきたが、この日の上げで新たな相場入りに弾みがつくとみるが・・。

◆また、地方銘柄ゆえに割り負け感が強いとして当欄注目株としたコスモス薬品(3349)は続騰。115円高の4170円まで付け1月大発会高値4090円を更新し、06年2月高値に顔合わせした。ディフェンシブストックとしての買いが広がった?同社株もまた、昨年8月に4000円台に乗せた後、4000円台での調整が長引いた。2月安値時に3520円まで下げ、52週線を割り込んだところで反転し、今回の上げにつながった。連続経常益2ケタ成長、12倍台の低PER、外国人持ち株比率24.3%の中勢上昇基調銘柄。8カ月に及ぶ4000円台の壁とのせめぎ合いは、4100円台に乗ったきょうから、上値調べに移るか!同社は九州を中心にドラッグストアチェーンを展開する。3月7日に発表した2月度既存店売上高は前年同月比10.6%増と今期に入り初めて2ケタ台の大幅な伸びだった。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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