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2009/08/03

◆毎夏の夕方、最寄駅からの帰り道の楽しみといえば、地上に這い出たものの、桜の木に登れず、地面をさまよい歩き回る孵化前のセミを見つけては、木に登らせることだ。が、今年はまだ1匹しか拾い上げ、木に這わせたにとどまる。帰宅が余りにも遅くなったため、セミたちはほとんどが木に登ってしまっているのだ。後は、土日の夕方を有効に使うかしかない。それにしても、アブラゼミばかりというのは異常であろう。四国の我が山村では少なくとも7種類前後のセミが筆者の籠の中に入っていたものだ。

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◆3日、8月相場は、日経平均は前日比4円安の1万352円と小幅ながら4日ぶりに反落のスタートとなった。しかし、銀行・金融株が出遅れ感から買いが先行、日産自(7201)が2010年に発売予定の新型電気自動車を披露し、明日大引け後にはトヨタ自(7203)が4−6月期決算発表の予定にあるとし自動車関連株が引き続き好人気となり全般相場の下げを小幅にとどめた。9時台央には1万380円57銭を付け取引時間中の年初来高値を更新した。

◆前週末に米商務省が発表した4−6月期実質GDP速報値は1−3月期比年率1%減で、市場予想を下回り、景気悪化ペースが緩和しているとの見方が広がった。ただ、個人消費がマイナスに転じたことが米国株の足を重くした。それでも、GDPをみて、原油、金など商品市況が上昇し関連株が上げ、自動車購入を支援する動きが強まるとされて自動車株も上昇。NYダウは続伸した。いずれにしても、米国経済・米国株と中国経済頼みの世界経済・市場、高値警戒感が広がるときは一気となるリスクをはらんだ8月相場が始まった。

◆トヨタはきょう4100円を付け5月に付けた年初来高値を更新した。4200円台に上昇することで、4000円どころの売り圧力が一転、買い勢力に転換する需給の逆転現象が期待できる。米国経済次第、米国株次第の面が強過ぎることが難だ。それでも、トヨタ系の自動車部品最大手のデンソー(6902)は昨年12月に付けた1992年8月以来の安値1250円を基点とした中勢上昇基調にあり、2983円にある24カ月移動平均線に急接近中だ。31日付けでアナリストが格上げもしくは判断据え置き、多くが目標株価を引き上げたことも後押ししたが(米株堅調が前提だが)上昇余地は大とみる。  ホンダの業績予想の修正を受けショーワ(7274)、ケーヒン(7251)がこの日、大幅高し年初来高値を更新したように、あるいは、照明用白色LED(発光ダイオード)関連株として好人気となっている豊田合成(7282)が年初来高値圏で突っ張っているように、トヨタ関連株が一段と強ばるか?トヨタ車体(7221)、太平洋工(7250)、愛三工(7283)まで目先で注目、値動きをチェックしよう。

◆当欄注目株のひとつ東芝プラント(1983)前週末発表した4−6月期決算は、前年同期比32%減収、43%営業減益。そして、前期比4%減収、21%営業減益とする期初予想を据え置いた。だが、株価は続伸。31日の年初来高値1187円をにらみ、昨年10月安値582円を基点とした中勢上昇基調入りの条件である1200円台央突破をにらんだ格好は変わっていない。東芝(6502)が年初来高値をとる状況も後押ししてくれよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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