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2006/01/17

◆大失態!きのう16日夕方に東京地検特捜部は証券等監視委員会とともにライブドア(4753・マザ)本社や堀江貴文社長宅などの家宅捜査を開始し、17日朝、終了した。東京地検が動くのは確証を握った上でのこと。きょうの相場への影響などに付いて全くふれないままきのうの本欄を発信したことは、大失態というしかない。平均株価は朝方の売り一巡後は押し目買いなどが優勢となったが、ライブドアが所属するマザーズ指数が1時ちょっと前に下げ始め、下げ足を早めるとともに全市場総売り商状となっていき、昨年来最大の下げ幅463円安の1万5805円で終った。マザーズ指数は03年9月16日の指数算出開始以来最大の下げ幅となる329ポイント(11.8%)の下落で、値上がり銘柄数IBE(2347)とエイジア(2352)の2銘柄のみで、値下がりは146銘柄あった。大証ヘラクレスも03年7月1日算出開始以来最大となる416ポイント(9.8%)の下落となった。一方、19営業日ぶりに反落したジャスダック平均は04年5月17日以来の下げ幅だったが、率にすれば3.3%の軽い下げにとどまり前2指数とは底堅さで大差をつけた。ライブドア関係銘柄が売られM&A連発による時価総額膨張政策企業を回避する動きに加え、ネット関連株忌避の動きが広がった。地検が捜査に踏み切ったのは、企業を現金で買収した後、株式交換で買収すると偽った情報を開示し、虚偽の決算を公表した疑いで、証券取引法違反(偽計取引、風説の流布)の疑い。堀江社長は“ホリエモン”と呼ばれた人気者。昨年大晦日のレコード大賞発表式に最優秀新人賞のプレゼンテーターとして、ずんぐりむっくりの体に蝶ネクタイをつけた窮屈そうな格好で登場したが、今夜は眠る時間がある?

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◆ネット関連株が相次ぎストップ安に売られ、本欄も大変。きのう一時ストップ高したJストリーム(4308・マザ)は、きょうは一転5万円安の33万5000円ストップ安ウリ気配で137株の売り物を残し、サイバーCOM(4788・マザ)も10万円安の59万3000円ストップ安売り気配で205株の売り物となった。一方、ジャスダックのインデックス(4835・ジャス)は5万円安の25万4000円ストップ安となった後、26万2000円で終った。Jストリームの場合はきのう付けで記した通り、来07年3月期業績予想が会社予想並み以上となれば、中期強気は不変となる。また、インデックス、サイバーCOM、テレパーク(3738)も悪目買いしたい。

◆明日朝は、きょうの株価下落に伴う不安心理の拡大や信用担保不足にかかる追証発生に伴う売りがどのくらい出るかに注目。とはいえ、年末年初の動きに留意したのに年明け3週目に急落したことは気になる。週末にかけての東証1部市場の動きに注意したい。全般安時に急落したところでは日阪製(6247)を狙おう。再来期にかけての業容拡大が期待できる。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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