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2008/02/28

◆東証1部時価総額上位30の星取表は7勝22敗1分け、一方、マザーズのそれは24勝5敗1分け、ヘラクレスは22勝7敗1IPO、そして、ジャスダックは15勝13敗2分けだった。東証1部の出来高約18.6億株、売買代金2.1兆円は全日ベースで今年最低だ。外部材料としては、為替が米国の追加利下げを織り込む形で1ドル=106円台前半への円高ドル安進行、寄り付き前に発表された1月の鉱工業生産指数が市場予想を下回ったことで輸出株を中心に売りが先行した。市場内部要因やテクニカル材料としては、前日に1カ月半ぶりに1万4000円台を回復したうえ、25日騰落レシオが136.01%とレッドカード目前のレベルに上昇していたことが利益確定売りや戻り待ちの売りを誘った。一方、新興市場、中でもマザーズ、ヘラクレス市場は上記の通り、時価総額上位組を中心に投資資金が流入、マザーズ売買代金は今年最多を記録し、ヘラクレス指数は4日続伸した。インターネット関連株と太陽電池、風力発電など再生可能な自然エネルギー関連や廃棄物処理・リサイクル関連など環境関連株が好人気となった。

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◆原発関連株相場の一方の主役・日製鋼(5631)が4連騰し、一時1774円まで買われ、前日に昨年12月上旬以降の1700円台前半の上値ネックラインを完全に突破した勢いのまま2000円台に迫る展開となりつつある。同社は「アーム」と略称されるが、その由来は、英国製の鉄製大砲・アームストロング砲にある。明治維新期に日本に登場し、上野寛永寺に立て篭もった彰義隊など幕府軍を2門合わせて12発で潰滅、戦いを終結させたのは佐賀藩が自力で開発したアームストロング砲だったが、明治政府が1907年(明治40年)に国家的事業として英アームストロング社などと共同で北海道・室蘭市で事業をスタートさせたことが同社の始まり。新日鉄室蘭製鉄所は大砲用の鉄をつくるために同社工場の近くに据えたもの。そして、原発用の圧力容器、加圧器などで世界シェア約8割といわれ、原発に不可欠な企業となった。そのアームは2月12日に1350円まで下落したところが1月22日に対する二番底となり、その後、この日高値まで10勝2敗で424円アップした。前日に続き200日移動平均線へのプラスかい離を回復しており、全般もたつき相場のなか原発関連株をリードする存在となるか?期待したい。●思惑なら木村化工機(6378)、●値動きの軽さなら日ギア工(6356・東2)など・・。■さきにタケエイ(2151・マザ)を建設現場から出る木材など混合廃棄物の回収・処理を手掛けるリサイクル関連株として注目、ようやく4000円絡みの戻り高値でのモミ合い上放れが期待できる格好となってきた。

◆インターネット関連株からはインターネット広告のサイバーA(4751・マザ)の上昇期入りが期待できそうだ。各事業の採算性が改善したとしてD総研は株価は格付けを「中立」から「2(強気)」に引き上げたことが材料視され、13万円を挟んだ動きから上放れし始めたのだ。●犬猫特化の消耗品で2ケタ成長、75日線沿いの中勢上昇トレンドが続くユニチャーム・ペット(2059)を、6000円台乗せ挑戦中のここから再度注目したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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