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2012/06/27

◆日経平均株価は4日ぶりに反発。世界のマーケットの関心は28−29日開催の欧州連合(EU)首脳会議。というよりも、ドイツ問題となっている。各国の提案もドイツが首をたてに振らなければ先に進めないのだ。しかし、26日の欧州市場では 首脳会議で何か前進できる発表があるとの期待は後退したか、イタリア、スペインの国債入札では利回りが上昇し、株式相場、ユーロ相場とも下落した。ただ、米国株は欧州懸念が強いものの発表された米住宅関連指標の下落鈍化に後押しされ反発して終了した。■東京では、外為市場で円が対ドル、ユーロで続伸したことを受け輸出関連が下落。資源関連の一角も下落した。しかし、消費税引き上げが決定したことを受け、ここまでジリ高基調にあった内需関連株物色の動きが広がり相場を押し上げた。

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◆前号で久々に紹介した三菱食品(7451)は6日続伸し2000円台乗せにあと4円と急接近した。4月25日以来ほぼ2カ月ぶりに週足一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を7円だが上抜いて終了した。そして、終値で5月7日以来の200日線プラスかい離を回復した。もっとも、今月4日の年初来安値1699円から297円(17.5%)の上昇とあって、調整場面を待ちたい。1月〜4月相場はざっと2000円とび台「買い」、2150円絡み「売り」となっていたことを考慮すれば、通常レベルの相場では、2100円前後から調整に入ってもおかしくない。もっとも、日本の食品流通市場で果たしている同社など加工食品卸売トップの力が評価されれば、十分に09年12月のリーマン・ショック後高値2645円挑戦が期待できよう。あとは、5月に下げたことで上値に残っている戻り待ちの売りを崩せるかどうかがポイントだ。ウォッチングを継続。●前号でも記したセブン&アイ(3382)は新たな成長期に入ったとみられるコンビニエンス事業への投資を積極化させている。イトーヨカドーの社内構成比が後退しつつある分、成長力が高まりつつあると考えられる。4月高値2485円は09年5月以降で最高値だが、この2400円台後半が直近3年超の頑強な上値関門となってきた。戻り待ちの売りも控えている。ここからは、2300円絡みにある中期相場を示唆する26週線以下での押し目買いの姿勢で臨むべきか。現在水準での打診買いは可としたい。●スーパー部門がない分、同社よりも利益率が2ケタ台と高いのはファミリーM(8028)。ただ、統合新会社となって以降のセブン&アイの株価は単純で分かりやすく、セブン&アイの買い場探しを奨めたい。

◆当欄注目株の一角を担うウェザニューズ(4825)はあさって29日に12年5月期決算を発表する予定だ。株価は、昨年10月に上場来高値2638円を付けた後、今年1月には1935円に沈んだ。そして、5月に2595円の戻り高値を付けた後、一息ついていたが、概ね52週線に沿った上昇基調を刻んでおり、再び、2500円台に乗せてきたここからの動きに期待しなおウォッチングを続けたい。主力の海運向け航行気象情報の提供が伸びており、アジア地域では陸上気象情報の提供をスタートする予定だ。来期以降の収益寄与が期待しつつ、決算発表を待ちたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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