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2008/03/04

◆原子力発電関連の主役の一角にある日製鋼(5631)は3日ぶりに反発した。が、他の原子力関連株は小動きもしくは下げで終った。直近当欄で紹介していた太陽光発電、風力発電関連株も投資家の腰が引けた格好となった。風力関連では風力開発(2766・マザ)が52.9万円まで買われ、4年ぶりに高値を更新した。が、終値は46.4万円安と5日ぶりの急反落に振れた。また、先週、展示会があった太陽光発電関連株でも当欄が主力としたエヌピーシー(6255)は、5650円の分割落ち後高値を付けたものの、その後は下げに転じ、160円安の5360円となった。1カ月強で2000円超上げたこともあり利益確定売りが先行した。この日、日経平均株価は10銭高したが、高いというよりもむしろ大幅続落した気分になった。太陽光発電、風力発電関連株をはじめとした再生可能なエネルギー関連株は7月サミットを控えた各種会合で話題となっていくはずであり、マスコミにさまざまに紹介されることが多くなる。つれて各種話題に沿った相場が示現するとみており、引き続き買い直される展開を予想している。■ただ、短期マネーは世界の株式市場にではなく、為替市場や非鉄・貴金属、原油、穀物など国際商品市場に流入している。つれて、バルチック海運指数が先週後半から急伸、値動きのよい第一中央気船(9132)が3日ぶりに大幅反発し、郵船(9101)は変わらずをはさみ6日ぶりに急伸した。そして、海運株はTOPIX業種別値上がり率でトップとなった。

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◆明日5日は07年10〜12月期法人企業統計が、6日には1月景気動向指数と新日鉄(5401)の今08年3月期連結業績の減額修正値がそれぞれ注目される。米国では、4日の2月ISM製造業景気指数、7日の雇用統計発表が目先のヤマ。いずれにしても日々発表される経済・金融統計の数値(多くは厳しい結果か)、米国株やアジア株の軟調ぶりを憂いつつ、底値を探る展開が続きそうだ。

◆液晶・半導体製造装置の部品加工メーカーで太陽電池向け部品加工が好調なマルマエ(6264・M)が、大幅反発し一時35.4万円まで買われ2月28日の分割落ち後高値を更新。1対2の落ち分をほぼ埋めた格好。2月13日以降の上値追いに弾みがつくか、それとも、いったん一服?●長期注目株で前号にも紹介の大阪名門ロイヤルホテル(9713・大2)は森トラストにより再生途上だが、316円の昨年11月以来の高値を記録した。終わり値313円は200日移動平均線をプラスかい離しており、出来高さえ整えば一段高が可能だがさてどうか、注目したい。●年間注目株の日化成(4007)は75日線に上値を抑えられる格好で一時178円まで反落してしまった。臥薪嘗胆、チャートを整えるまで時を待つか!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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