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2014/08/27

明日28日は休刊とさせていただきます

◆直近でゼネコン株を中心に活況裏に高値銘柄を輩出してきた建設関連セクターだが、この日は高値更新銘柄をどっとばかりに続出した。この日の主犯?は例によって日経新聞の朝刊報道・・。JR東海(9022)が26日に2027年に品川−名古屋間の開業を目指すリニア中央新幹線工事の実施計画の認可を国土交通相に申請したと報じたことから、関連銘柄を短期資金が幅広く買い上がったのだ。春頃には、増税懸念に人手不足、建設コスト高騰懸念から大成建(1801)をはじめ大手ゼネコン株などそろってもみ合う展開が続いていた?しかし、チャートを見れば、日経平均が5月にかけ上値が切り下がっていくなかも、ゼネコン大手株は中・長期線沿いの上昇基調が続き、ここまで上昇ピッチを上げてきた。この日は、2020東京オリンピック・パラリンピック大会に向けた東京大改造に伴う工事進行期待を背景に投資資金の流入が続いていたところにリニア建設への期待感が背中を押した。先行き、人件費・資材費高は引き続き懸念材料となり、行き過ぎ感が高まれば調整場面を迎えそうだ。が、東京大改造計画の進行が寄与していくことから、飛び付き買いが破裂するまで上値追いが続く?一段高場面では噴き値売りしたいが!?■前号の東芝プラ(1983)記事で、「残るのは1980年1月に付けた上場来高値2300円!」は、株式分割を考慮すると1810円となり、実質的には高値更新済みでした。もっとも、チャート上には2300円が残っているため、記事は訂正しないことにしました。

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◆そんなか、「羽田空港発着枠拡大目指す」と報道に後押しされたのが日本空港ビル(9706)。こちらも大幅高し4日連続で年初来高値を更新。新規上場から2ヵ月目となる1990年3月以来24年5ヵ月ぶりの高値水準となった。そして、分割落ち考慮後では3611円となる当時の高値は先週19日に更新済みであり、実質は5日連続の分割落ち考慮後の最高値更新となり先高期待感が高まった。国土交通省が26日に関係自治体や航空会社が参加する初めて開いた協議会で、「東京都心の上空を低高度で飛行するルート案」について、「経済効果を年3500億円と試算し首都圏だけでなく日本全国に恩恵が及ぶと理解を求める」。「こうした自治体との個別交渉を重ねながら、来夏までに一定の結論を出したい考え」・・と報じたことが材料視されたもの。既に記してきたように、同社は羽田空港ビルの賃貸・管理及び羽田・成田空港での直営店、免税店の展開など行なう。政府は2020年東京オリンピック・パラリンピック大会に向けた「アクション・プログラム2014」で訪日外国人旅行者数2000万人を目指している。昨年の実績は訪日者数が約1036万人と前年の約836万人から大幅に増加し、03年の「ビジットジャパン事業」開始以来の政府目標1000万人を史上初めて達成した。来日客数の増加は追い風となり、PER割高感を吹き飛ばしてきた。もっとも、全般急反落展開時には腰折れ場面が厳しくなる。4000円水準となったここからは、事あれば利食い千人力の姿勢で臨むべきか。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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