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2005/11/14

◆東証1部市場出来高45億株を記録した8日、三菱自(7211)は4億株超の大商いで02年6月以来の高値363円を付けた。そして、その日の終値は335円と反落で終り、きょうまで5日続落。きょうの終値は高値から100円強安い262円だった。この間、日経新聞には業績に絡む好材料が連日のように報じられたが、そのたびに株価はしぼんでいった。アナリストが妥当株価は50円だ、70円だという中をあざ笑うかのように舞い上がった株価は、<海外勢の大きな仕掛けにネット経由の目先資金などがうまくはめられた>格好となった。ダイムラークライスラーが三菱自株全株をゴールドマンサックスに売却したと発表したのだ(売却に絡む背景に付いては14日付けの日経金融新聞5面を参照)。そして、個人投資家は高値にシコリを残した(もっとも、ロスカットで損失を限定的にしている投資家は多い)。4日現在信用需給は売り9615万株に対し買い1億5375万株で、貸借倍率は1.60倍と一段ときっ抗していた。この暴落の間にどう変化したか注目したい。

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◆平均株価は依然1万4000円台で元気そのものだが、東証2部株指数は連日で高値を更新し、ジャスダック平均も17連騰で高値更新が続いている。なかで、11日付けで報告した通りマザーズ市場が息を吹き返しつつある。きょうはマザーズ指数が一時2000ポイントを超える場面があったが、これは2月3日以来のこと。きょうも値上がり銘柄数が値下がり数を上回り、売買代金は1178億円と久々に1000億円を超えた。1部市場の調整が続くようであれば、ここから2000ポイント相場時代がスタートすることになる。引き続き、動きに注目したい。で、まずは筆者のマザーズ市場のバロメーター株・Jストリーム(4308・マザ)に注目してほしい。11日付けで指摘したように21日前後に発表される中間決算と通期業績見通しの修正がよほど変でない限り、相場は上昇気流に乗るとみている。25日RCI(RCI=順位相関指数・売買のタイミングを捉える指標のひとつ)が10月7日から11月11日までマイナス70%台後半以下の売られ過ぎ水準にとどまり(週足ベースでも直近マイナス80%超にある)、ようやくきょうマイナス62.9%と浮上し始めたことを無視するべきではない。また、今年上場したばかりのアドバンスト・メディア(3773・マザ)は中間決算を発表、今期通期経常利益は前期比7倍強の5億円を据え置いた。サプライズはないが、上場後5カ月が経過し株価にそれなりのリズムが生まれており、底値確認から上値を追う構えにある。決算発表を機に表舞台に登場する可能性もありそうだ。

◆浜松ホト(6965)がきょう05年9月期決算と同時に今期予想を発表した。今3月期連結経常利益は13%増と前期よりスピードダウンするが2ケタ増益で予想1株利益は133円。配当は前期の5円増配に続き10円増配の35円を予定。強気継続!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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