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2013/06/20

◆日経平均株価は前日比230円安の1万3014円と急反落し、前日上げ分の大半を失った。19日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が示した経済見通しが、GDP、個人消費支出は3月発表時と比べて若干低下したものの、失業率は一段の改善を予想したことから、金融緩和の早期縮小「懸念」が強まった。その後、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見で、「経済状況の好転が続けば、今年後半に資産購入ペースを減速。来年前半には資産購入減額を継続。そして、来年半ばには緩和策を終了する」との緩和スケジュールを示したことが売りを誘ったとの解説がもっぱらだった。加えて、英大手銀行が中国の本年成長見通しを「下方修正」したことから、NYダウは200ドル超の3日ぶり大幅反落で終了した。円はNY市場の大幅3日続落に続き、東京市場でも大幅下落した。にもかかわらず、「輸出関連株を買う動きはまるでなく」売り優勢のまま1日が終った。長期金利の上昇が嫌気された不動産業は、業種別株価指数で3日ぶりに大幅反落し値下がり率1位となり、その他金融、証券・商品先物が、海外商品市況安が嫌気された鉱業とともに大幅安で値下がり上位に並んだ。■米FRB議長が19日に示した金融緩和の縮小に向けた道筋は、前提条件が整った時には当然為すべき線であり、既定の線を一歩も超えてはいない。ただ、米国流では20%以上下げれば、その上昇相場は終了のサインという。が、さて、どうか?政策転換に伴う長期金利の上昇は、企業・金融機関を縛るものだが、同時に、現実の景気が上昇に転じるならば、ヘッジファンドの戦略もこれまでの「緩和ありき」から、「業績伸長」を主としたポートフォリア戦略に転換する?引き続き、ヘッジファンド・ウォッチングを続けるしかないか?

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◆日経平均は、5月23日に1144円安して、昨年11月以降の「アベノミクス」相場が終了。すでに同日高値から22.1%下落。悪材料も株価が織り込んでしまえば、株価底入れ後なら、ゆっくりではあるが、新たな相場入りに向けた助走を開始する。引き続き、慌てることなく、自分得意の銘柄探しのチャンスを狙っていきたい。と、言っても、当欄銘柄がすっかり変わってしまう、なんてことはないが・・。■ショーボンド(1414)は引き続き、昨年1月以来の26週移動平均線沿いの上昇基調にある。先々週も一時26週線を割り込んだものの、先週、今週とプラスかい離を回復済みとゆっくりではあるが、すごく強い上昇トレンドを維持している。同じくNIPPO(1881)もまたショーボンドとそっくりの26週線沿いの上昇基調を11年3月東日本大震災発生時から描いている。5月高値から420円下がったが、1996年9月以来の高値にあと150円弱に迫っている。「国土強靭化計」はともかく、引き続き、道路・橋梁・高速道など補修事業を初めとした社会資本整備・補強関連株銘柄に期待したい。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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