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2004/07/23

◆米国株は小反発したが、週末の日本株は続落。平均株価は5月17日の直近安値1万489円から7月1日の直近戻り高値1万1988円までの上げ幅の半分以上を消した。すぐ下に200日移動平均線1万1023円が見えてきた。米国で取り引き終了後に発表されたIT関連トップのマイクロ・ソフトとアマゾン・ドット・コムの4〜6月期決算が失望され、24時間取引でハイテク株が下げを牽引した。東京市場では、4日連続で寄り前の外資系証券注文状況売り越し。週明け本格化する4〜6月期決算の発表を控え腰が引かれたまま。きのう材料が出て大活況を博した山九(9065)も朝方上値を試した後は、反落に転じ300円を付けることはできなかった。動きが鈍れば利食い売りに走り、上値を追い始めれば追撃買いを急ぐネット経由の目先資金が中心の典型的なパターンである。

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◆さて、上げ幅の半値押しを終えた週明けだが、企業業績の伸長からPER割安感がうまれつつある。平均株価は200日線攻防か。エレクトロニクス株が決算発表でどう変化するのかそれとも変わらないのかがポイントとなりそうだ。■好業績・好チャート株で全般相場になびかず自力相場が可能な◎4年10カ月ぶりに週末終値が200円台となった東京製綱(5981)、◎週末値が2カ月半ぶりに600円台に乗せたネツレン(5976)、◎年初来高値を更新し4ケタ相場をうかがう日阪製作(6247)、◎新日鉄系の割安出遅れ株日鉄商事(9810)を強気で攻めたい。■金市況の調整安で株価急反落の住友鉱(5713)は押し目での打診買いを継続。◎マツダ(7261)も強気不変。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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