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2004/05/20

◆前場、平均株価は一時1万1000円台を回復。3分の1戻しを達成したものの、上値の重さを嫌気した先物主導で下落、3日ぶり反落でこの日の取引を終了。22日のオペック総会が気になるとか24日の主力銀行の決算発表を控え動きにくいなどとの解説も聞かれたが、きのうまでの2日間よく戻った結果、目先資金が利食い売りを先行させ、国内外の機関投資家が先物から戻り売りを出したということであろう。この日、値上がり銘柄数が値下がりを上回ったのは、主力株以外の出遅れ銘柄を買う動きが見られた結果といえる。決算発表が週明けにはほぼ終了する。平均株価採用銘柄の今期予想PERは、ひところの30倍超から21倍まで下がっており割安感が生まれつつある。残るは、株式需給動向。PERから見て下値は限定的。下値不安感が乏しい分、日柄調整が長引く可能性はあるが、引き続き、好業績・割安株をベースに押し目買いで臨もう。

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◆マザーズ市場で、バイオベンチャー株は調整色の強い展開。そんななか、豆腐屋の篠崎屋(2926)は上場来高値を更新と強い相場だが、引き続き、堅調展開のバイオベンチャーのメディビック(2369)に乗り換えよう。先のバイオ株暴騰時にカヤの外にいた分上値のしこりは少ない。昨年の株式上場以降、新規契約件数が急増している。◎東海ゴム(5191)はようやく反発に転じ始めた、まだまだ割安圏にあり追撃買いがベターであろう。◎きょう戻り高値を付けた後、十字足となったOMCカード(8258)はダイエーからスピンアウトの可能性あり、ここからの突っ込み場面は強気の買いで攻めよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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