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2008/06/27

◆再び、世界同時株安に沈んだ。日経平均株価は「下げ渋っている。世界の株式市場よりも頑強だ」といわれながらも、7日続落。3週連続陰線で1000円強、7.9%の下げだ。(TOPIXもそうだが)中期的な動きを見る26週移動平均線を7週間ぶりに下回ったここは、3月安値に対する二番底を探りにいく構えか。27日も、中国・上海総合指数が5%超の大幅下げで昨年10月の過去最高値から55.1%の下げ、インド・ムンバイセンセックス30が4%超下落し今年1月のピークから34.9%の下げ・・と、インフレ警戒、設備投資など抑制策についこの前まであった投資家の熱狂は失望落胆に変わってしまった。27日のアジア・太平洋15市場星取表は2勝13敗(上げはタイとハイパーインフレでボロボロになったベトナムの反発のみ)。

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◆アメリカでは、140ドル台に暴騰してしまったNY原油先物を背景にインフレ懸念が増幅するなか、(ブッシュ政権の税還付効果を除けば)米景気動向の鍵となる個人消費の落ち込んでいることから、利上げが困難な状況にある。一方、ユーロは利上げの方向というから、米ドルは下落。つれて、原油価格が上昇・・の「悪魔のパターン」にはまり込んでいる。アナリストは、住宅価格の下落により、金融機関のサブプラ損失追加積み増し不可避、金融不安再燃懸念をいい、連日のように銀行、証券の投資判断を引き下げ、株価は急落のパターン。

◆一番人気となってきた環境関連株では、古河電池(6937)、GSユアサ(6674)は活況が続いているが、2週連続で、過去最高値水準で「上ひげの長い」週足チャートを描いていた。7月「洞爺湖G8サミット」開催まで残された日は5営業日しかない。「マスコミ報道で買われる場面は、手持ち株の大半は処理したいと思う」がどうか・・?それとも、本物の仕手思惑株となっていくか?当欄が強気してきた新神戸電機(6934)、東京製綱(5981)、中外炉(1964)、そして、原子炉圧力容器などで世界高シェアの日製鋼(5631)・・の動きを引き続きウォッチングしていこう。

◆引き続き、好材料の不人気・割安・好チャート銘柄の押し目、突っ込み場面を拾って生きたい。これまでそういった言葉で紹介してきた銘柄をチェックしてみてほしい。例えば、●ATM手数料を売上とする「窓口、通帳、貸し出しなしの非銀行的銀行」のセブン銀(8410・ジャス)は今週4勝1分けとなり、27日には3月28日につけた上場来高値に顔合わせする場面があり、週明け、7月相場に期待をつないだ!●当欄5月19日号で、筆者のマウンテンバイクが21年目を迎えてなお健在と記したが、健康・脱炭素化指向の乗り物として自転車が見直されている。書店の雑誌売り場には自転車の「月刊誌」などが87年頃並みの量で並んでいる。また、世田谷の筆者の近所にはロードレーサーやマウンテンバイクなどをうるサイクル・ショップが増えている。世界の自転車を担う部品大手・シマノ(7309・大)の今週5日間は4勝1敗で、終値5300円は5月7日につけた1990年11月の過去最高値5470円以来の高値に並ぶもの!●04年夏上場で自転車販売大手のあさひ(3333)は、今年1月970円が最安値。3月には980円の二番底を打ち上昇基調入り。52週線も突破済みのここは「強気」買い!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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