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2009/07/23

◆日経平均は69円高の9792円と7日続伸した。朝方は22日のNYダウが8日ぶりに反落したことから小安く始まったが、後場に入り、アジア株高と1ドル=94円台前半に円安が進んだことを受け日経先物から買いが広がり、9800円台後半まで上げ幅を拡大。主力輸出株や材料・テーマ関連株が堅調に推移し今年1月7日にかけて以来の7日続伸となった。22日の米国市場では、金融の決算発表が嫌気される一方、前日引け後発表のアップルの決算好調が好感され、NYダウが軟調発進。その後、原油在庫減が小幅だったことからNY原油先物が6日ぶりに反落し、エネルギー関連株も下げ軟調展開となった。ただ、値上り銘柄数が値下がり数を408上回り、ナスダック総合指数は1996年9月以来約13年ぶりに11日連騰した。

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◆この日、野村証券が22日付リポート「次世代送電網・スマートグリッド」で紹介した日ガイシ(5333)、メガチップス(6875)、トーカロ(3433)、住友電工(5802)などが急人気となった。スマートグリッドは老朽化した米国の送電網に対し、米オバマ大統領によるグリーン・ニューディール政策のもとインフラ整備を行い、景気・雇用対策を狙ったもの。投資拡大、企業業績押し上げ期待から、直近の証券市場でハヤされてきた。トーカロは200円高の1507円ストップ高となり、ストップ高で買い物を残した。メガチップスは150円高の2450円まで上げ、07年10月以来の高値に買われた。そして、当欄注目の日ガイシは5連騰、一時3日に付けた年初来高値2100円を更新した。当欄では、「太陽光発電や風力発電など自然の力を利用した発電にはばらつきがあり、電力として安定化させる必要がある。日ガイシの場合、電力を安定化するのに必要な大型蓄電池NAS電池開発の第1人者」だと紹介。日風開(2766)は出光興産(5019)と蓄電池併設の風力発電所の共同運営で合意済み。かつ、今春には日ガイシと組み風力発電所の基幹システムを米電力大手に供給との報道もあった。野村証券が改めて取り上げたことがもうひとつ上を追う風となる!■野村では、「鉄道インフラ関連」リポートを作成。鉄道車両、部品、信号メーカーなどを紹介。新規に投資判断「1」(強気)とした日信号(6741)が直近安値から907円まで一気に170円強の急騰を見せ、ナブテスコ(6268)も830円から22日に1083円まで急騰・・と、米国株高を背景として、連騰を続ける日本市場でも、アナリストの格付けやリポートに注意を払い、テーマ関連株を集中買いする動きが続いている。

◆10日号で紹介した日スクリーン(7735)は13日に235円安値まで下げた後、急反騰。きょうは327円までみた。引き続き、主力製品である洗浄装置のシェアアップに期待し、6月11日の353円イレギュラー高値をクリアした後、追撃買い、短期売り抜けを果たしたいと思うが・・。●楽天(4755)は7日に付けた年初来高値を更新。06年夏以降の厚い壁である6万円台後半突破に向かって前進が続いている。60万円台は油断できない株価水準だが、71万円台をクリアできれば、新たな株価の地平が見えてこよう。楽天市場などEC事業の拡大が株価を後押しする。現在、アキレス腱であるTBS株処理問題は、いい意味で株価急騰を防いでくれるとみてかまわず「強気」を継続。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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