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2013/04/16

◆日経平均株価は前日比54円安の1万3221円と3日続落。15日の欧米株は中国景気の鈍化懸念や米経済統計の低調が嫌気され大幅に続落し、原油先物など商品市況も大幅に続落した。一方、円は大幅に3日続伸した。米ボストンマラソン大会会場で爆発事件があったことも加わり、東京市場でもドルは下げ円が大幅続伸で始動したことが利益確定売りを誘い、1万3000円とび台での発進となった。ただ、一段と下に売り込む動きは見られず、1万3000円台割れ場面はなく下げ幅を縮小して終了した。■日マクドナルド(2702)が上昇ピッチを加速し4日連続で年初来高値を更新した。先週8日発表の3月度既存店売上高は前年同月比3.6%減だった。1月の17%減、2月12.1%減と比較し好転し、来店客数が5.8%増と昨年3月以来1年ぶりにプラスに転じたことが、買いを誘った?それほど、単純ではないだろう。しかし、昨年は既存店売上高が6.0%増だったが、今年はマイナス幅が減少するにとどまった。上値を追うほどの状況にはないのだが・・。もっとも、買い手掛かりはある。同社業績面でのことではない。同社株を当欄が積極的に取り上げ始めたのは2008年12月、1年ぶりに2000円台を回復した頃からだ。関東圏で同年11月28日から「クォーターパウンダー・チーズ」「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」を先行販売、12月度への期待感が高い、と記している。経常利益は10年12月期にかけ5期連続で2ケタ伸張していた頃だ。現在は、飛びぬけた存在ではなくなりつつあり、かつての勢いはない。ただ、株価は違う。(08年11月に長期相場を示唆する52週移動平均線を上抜いた後は、11年3月の東日本大震災時を除き)ここまで、52週線を下値サポートラインとした上昇基調を継続中だ。当欄では52週線を割り込まない限り「持続」としてきたが、今も変わりはない。ただ、きょう現在、52週線に対し上方かい離率は17%と高く、「買い」は見送っている。そして、「売り」は、52週線を割り込んだ後でよいとの見方に変わりはない。

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◆ファンコミ(2461)が大幅続伸。10日に付けた年初来高値4260円を一気に更新した。昨年12月の株式分割落ち後最高値となり、権利落ち分換算後では2006年9月以来6年7カ月ぶり高値を付けた。15日取引終了後に発表した3月度連結月次業績速報で、売上高が前年同月比57%増と大幅に増加、1月の54.8%増、2月51.3%増を上回った。パソコン向けアフィリエイト広告サービスは20%台の伸びだが、スマホ向けの伸びが一段と急となっており、比較可能な昨年8月以降、倍増超の大幅伸びが続いており同社業績の拡大を牽引していることが材料視されたもの。短期線の6週線沿いの上昇基調にあるのは強い相場の証拠となる。■サイバー(4751)も同様にスマホ向け広告の拡大が業績を後押しする。問題は、マックとは逆に、昨年春以来、52週線が上値ネックラインとなっていることだ。きょう現在は52週線を上抜いているが、52週線が下値サポートライン化した時に、初めて、「買いサイン」が点灯する。今しばらく、ウォッチングを続け、52週線を明確にクリアした時から攻め始めよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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