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2012/09/26

◆日経平均は前日比184円安の8906円と大幅反落し、9月13日以来の終値9000円割れ。25日の米国市場では、発表された住宅・消費関連・製造業関連指標は市場予想を上回ったものの、「先の量的金融緩和策(QE3)は効果的ではない」とのフィラデルフィア連銀総裁のコメントが響き、NYダウは100ドル超下げて終了。また、欧州では、スペインが財政を削減し金融支援を求めるとの期待がなかなか実現しないことから、欧州債務問題解決は遠いとの見方からユーロが下落。つれて、円が対ドル、ユーロで3日続伸したことから、朝方から売りが先行。9000円割れで発進し、引けにかけジリジリ値を消す展開となった。70円程度の配当落ち分考慮しても100円を上回る下げとなった。中国景気への懸念から上海総合指数が20日に付けた年初来安値を更新したことを受け、アジア・太平洋州株式市場がそろって下げたことも重しとなった。TOPIX全33業種中32業種が下げ、上げたのは小売1業種のみだった。そして、内需関連業種は値下がり率下位グループに目立ったが、輸出関連、商品市況関連など景気敏感セクターは下げ幅を大きくした。そして、金融関連は値下がり率上位から中位に並んだ。

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◆小売が唯一の値上がり業種となったが、幸い、当欄注目の内需関連銘柄はそれなりに健闘している。当欄13日付けで紹介した東芝プラ(1983)は逆行高し3日ぶりに年初来高値を更新した。一時1040円まで付け21日の年初来高値を更新した。新たな材料は見当たらないものの、13日付けで記したように同社にとっては全く珍しいことに、第1四半期決算発表時に通期業績予想の増額修正を発表したのだ。このことだけでも注目されて良い。原発関連事業が厳しい環境下にある中で、今期経常利益はわずかではるが過去最高益を更新する見通しに修正した。あのシブチン業績予想しか打ち出して来なかった会社が、だ!株価は、昨春の東日本大震災後、1000円台前半が上値ネックラインとなってきた。きょうは1040円まで見て、1032円引け。PERは10倍台にとどまる。その上には、09年8月直近高値1319円がある。1200円台からに上値のシコリが残っているが、割安銘柄として見直し人気が続くようだと好展開となる筈なのだが・・。会社側の事情やマーケット事情が大きく狂わない限り付き合い続けようと思う銘柄のひとつとなるか?楽しみだ!

◆ショーボンド(1414)もコンクリ補修業トップとして今6月期から収益は軌道に乗りそうだ。8月末にHD化後の最高値2711円を付けたばかり。270円弱の調整を済まし、新たな見直し相場が始まるかに注目。●日本の食の味を決める畜産系天然調味料トップのアリアケ(2815)は4期連続経常利益2ケタ増予想でPER16倍台。PERに割安感は乏しいが、08年11月以来の水準まで戻してきた。26週線沿いの下値切り上げ相場が壊れない限り、先高相場が期待できる?●セブン&アイ(3382)は3週間の52週線攻防から浮上、2400円台を回復してきた。ここから250円ほど上値にかけては戻り待ちの売りが控えているが、引き続き、上値を試しながらの相場が続くことを期待したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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