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2010/03/30

◆日経平均は前日比110円高の1万1097円と急反発した。大引け直前に1万1008円まで付けて26日の昨年来高値を更新し、終値ベースでも2008年10月2日以来1年5カ月ぶりに1万1000円台を回復した。29日に欧米で発表された経済指標から世界景気回復への期待感が広がり、円とドルがほとんどの主要通貨に対し下げ、株式相場や商品市況が上昇した。東京市場でも買いが先行し、日経平均は大引けにかけ上値を追う展開となった。TOPIX全33業種では医薬品を除く32業種が上昇するほぼ全面高となった。出来高は22億1089万株に増加。24日以降は20億株前後と直近では高水準の商いが続いている。時価総額は4.6兆円増の325兆2221億円と大幅に増加した。買い意欲は旺盛で、昨年来高値更新銘柄数は前日比44銘柄増の118銘柄と昨年8月26日以来7カ月ぶりの高水準となった。出来高上位30銘柄の星取表は29勝1敗(前日は26勝2敗2分け)となり、出来高トップのみずほFG(8411)だけが唯一1円安したにとどまった。

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◆前号紹介の三井住友(8316)、三菱UFJ(8306)は、ようやく底放れしつつあるチャート好転中の出遅れ主力株として引き続き強気姿勢で臨もう。また、前日に昨年来高値を更新した世界の高速鉄道インフラ整備関連株の一角にあるナブテスコ (6268)はこの日も一段高し、昨年7月後半以来続けてきた1100円台との格闘は終了。一段上を目指す構えとなってきた。じり高基調の中で蓄えた買いエネルギーはこれからほとばしる?

◆世界景気回復基調を背景に世界株式市場が活況となり、デフレ経済に苦しむ日本も海外景気敏感企業・業種買い人気が広がっている。素材・資源高を背景に業績拡大期待から長期じり高基調の好チャートが続くのは三菱商(8058)、三井物(8031)、伊藤忠(8001)、丸紅(8002)の商社株。ようやく、じり高から一転、上昇ピッチが加速する日が迫っている?三菱商を中心としここはまずは打診買い。押し目があれば拾う姿勢で臨むべきか。

◆栄研化学(4549)は5日続伸。昨年11月以来4カ月半ぶりに900円台に乗せて終った。910円にある200日移動平均線は目前だ。前週後半から出来高が10万株を越えてきた。前号で記したように、同社2位株主である大塚製薬の年内の新規上場に絡む思惑買いも流入しているといわれる。当欄では、基本は結核関連株との見方を変えていない。これも先に記したが、同社は今年2月、厚生労働省に「結核遺伝子検出試薬キットの製造販売承認」を申請したと発表した。この結核迅速検査法は、会社四季報によれば、「11年には国内で、12年には世界規模で展開も」と紹介されているように、新薬の許認可とは違って、認可が下りるのは随分早い。したがって、業績への早期の寄与が期待される。株価は、既に、26週線、52週線をクリアしている。当欄最初に紹介は9日号だが、810円台からぼちぼち上げてここまで1割ほど上昇してきた。ここからは、上げ下げの幅が大きくなるが、やはり、ロスカット価格を決定したうえで買いに付くべきと思う。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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