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2007/08/14

◆夕間暮れ、帰宅途中の桜並木根元に土の中から出てきたアブラゼミの幼虫たちが、脱皮場所を求めて方向違いの場所を這い回る姿がよく見られた。が、先週後半からは、泣き声は聞くけれど、一匹一匹手でつまんで桜の幹に這わせてやることもなくなった。そして、駒沢でも先週後半からようやくミンミンゼミの鳴き声が混じりはじめた。この後、ツクツクボウシの声を聞いた後、今年の夏は終りそうだ。明日は27回目の「敗戦記念日」。「敗戦」の意味をよくかみ締めたい。■過去最高を更新してきた世界の株式市場は、7月最終週から「米国住宅サブプライムローン問題」の広がりに弱気市場に傾いた。日本の各市場もまた、大きな亀裂が生じた。個別銘柄ではチャートが壊れた格好の銘柄が続出している。強気になるにはまだ早いとチャートはいうのだ。

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◆前号で、トウアバルブ(6466・東2)は「明日もこの勢いが続くかどうかは定かではない」と記してしまったが、この日、原子力関連株が花形銘柄となった。東芝が13日、「米原子力発電大手WHの持ち株うち、10%をカザフスタン国営原子力事業会社のカザトムプロムに譲渡する契約を締結した」と発表したことから、「WH株譲渡で原発事業拡大戦略を推し進める」ことに期待した買いが集まった。原発関連思惑株の代表である木村化工機(6378)は連日でストップ高となった。本欄では、高温・高圧バフブとメンテナンスを手掛ける売上高比原発関連比率が5割前後のトウアバルブ、原子炉容器など部材で日本を代表する原発関連株の日製鋼(5631)、二次冷却用ポンプで米国シェアほぼ100%の帝国電機(6333)の3社を「原子力関連3羽烏」として長期注目銘柄に指定、三菱重工(7011)、東芝(6502)のコア銘柄、筆者年間注目株の東芝プラシス(1983)とともに「チャートが壊れない限り」ポイント、ポイントで推奨を続けようと思う。そして、その期間は決めない。もちろん、短中期注目株は紹介し続ける。■また、「離陸する航空機産業」関連株や「水、土、アメニティー」といってかつて注目していた環境関連株も引き続き注目している。

◆大量定年時代を迎えた団塊世代の消費関連株のひとつ、ゴルフでは米系ファンド参加の国内大手ゴルフ場運営会社PGGIH(2466)が、5月の10万円割れで底入れ反転。12万〜13万円台で中段モミ合いする間に、今月中にも13週移動平均線が26週線を上抜く短中期線のゴールデンクロスが示現し、上昇基調入りを鮮明化するシーンが見えてきた。先に9月中間期業績予想は利益面が増額修正された。同じく5月に10万円の上場来安値を付けた後、下値を徐々に切り上げつつあるゴルフ場運営会社アコーディア(2131)は、13日発表の第1四半期(4〜6月)経常利益の8%増にも増益幅が想定よりも低かったとして反落したが、既に、底入れを確認したと見てよい。11万円台前半まで下げるようだと拾いたい。■また、有力な団塊世代の消費関連株で本欄注目株の交換レンズ専業タムロン(7740)は、先週今12月期業績予想を増額修正済みだが、デジタル一眼レフ時代本格化で月を追うごとに売上好調度アップ。更なる増額修正が期待できそうだ。75日線で下げ止まったここは3500円水準から押し目買い好機とみる。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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