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2008/07/29

◆アジア・太平洋15市場の星取表は2勝13敗、ベトナムとインドネシアが上げただけ。28日の米国株急落を受け、売り一色の展開となった。外国人売りに買い見送り姿勢から日経平均株価はじりじり下げ、10時半前には1万3018円と心理的な節目1万3000円割れ目前と迫った。ただ、1万3000円割れを回避できた後は、大引けにかけ押し目買いや買い戻しが入り下げ幅を縮小していった。買い意欲は乏しく、売買代金は連日の2兆円割れ。値下がり銘柄数は1300を超え、全体の4分の3強と米国市場の結果次第の相場が続く。この日は、銀行株中心にほぼ全面安商状となり、NY原油相場の上昇を受け鉱業株や商社株などの資源株が逆行高したのが目立つ程度・・。

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◆発表が続く4〜6月(第1四半期・1Q)決算も、野村HD(8604)が大幅赤字、ソニー(6758)、村田製(6981)は大幅減益、通期予想の減額修正、実質減益・・などと厳しい。市場では、「再びソニーショックが襲うのではないか」などとの懸念が走る始末。28日のトヨタ自の2008年世界販売計画の減額修正発表やホンダ(7267)の通期業績予想減額修正に続く、厳しい結果だ。これが、29日の米国株大幅反騰の報を聞いて、悪材料織り込み済みとなるか?は、不明。

◆元気なのは、17日に866円まで下落した後、反発に転じている「強力仕手筋介入説」が止まない古河電池(6937)など、ひとかけらの銘柄群。●当欄注目の新神戸電(6934)も10日安値780円から4ケタを回復しての1000円攻防戦。日足ベースの一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を下値サポートラインに上値をうかがう格好は不変と見てよさそうだ。また、好チャートの不人気、割安、好業績銘柄群も利益確定売りに反落する銘柄が多かったものの、チャートを壊すほどの下げにはつながっていない。●当欄注目で、自転車専門店をチェーン展開するあさひ(3333)もまた、80円高の1800円高値引けで連日の年初来高値更新と好調。もっとも、全般、急反騰場面に転じたときは、逆に、利益確定売りに下げる場面がありそうだが・・。といっても、突っ込み場面は「買いチャンス」とみる。●また、「ユニクロ」のファーストリテイ(9983)は前日の06年4月以来高値から反落したが、「個人消費が厳しいなかも、業績好調が続く消費関連銘柄を買う」動きはあさひもそうだが続いており、上昇基調は不変とみてよい。●埼玉地盤の食品スーパーのマルエツ(8178)は、前日の1995年5月以来13年ぶり4ケタ回復もあって、利益確定売りに押されたが、960円水準への調整局面では「買い」に歩があるとみる。●サンリオ(8136)は、3月安値856円を基点に反転、7月11日に75日移動平均線が200日線を突破し上昇基調を鮮明化。1250円台まで買われてきた。いったん、利益確定売りが先行しても不思議ないが、これも「週足」ベースで今週、13週移動平均線が52週線を突破しゴールデン・クロス(GC)を示現したのに続き、8月下旬にも26週線が52週線を上抜く、中長期線のGCを示現し、長期上昇基調に転じたことを宣言することになりそうだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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