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2010/05/18

◆日経平均は前日比6円高の1万242円と3日ぶりに小反発した。が、TOPIXは6.52ポイント安の913.91と小幅ながら3日続落した。17日の欧米株式市場は、金融関連株、素材・資源関連株などが下落した。しかし、NYダウは180ドル超の下げ場面から回復しての小幅安で終り、東京市場は買い先行で始まった。ただ、懸念されていた中国市場が前半軟化したことから、東京市場は上げ幅を縮小、大引けでは、TOPIXが小幅ながら3日続落したが、日経平均は、ファストリ(9983)など寄与率の高い銘柄が上昇したことから小反発で終った。そして、中国・上海総合も上昇で終った。ただ、欧州発の世界景気後退懸念が足を引っ張り、世界の株式市場は4月高値からの調整局面が続いている。問題解決には時間と英知と根気が必要であり、買いは慎重にならざるを得ない?幸い、3月期決算の発表が進むとともに日経225種の予想PERが下落。17日現在では18.03倍まで下がってきた。4月相場の調整色がいつ消えるか、チャート片手に見守りたい。

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◆医療事務受託最大手で、コムスン譲受で始動した介護事業が拡大中のニチイ学館(9792)が3日続伸し、880円台にある200日移動平均線、52週線を4日ぶりに同時に回復した。株価は、昨秋から今年4月央まで200日線、52週線に上値を抑えられてきた。ようやく、4月26日に年初来高値932円まで買われ、両移動平均線をいったんクリア。5月に入っての全般軟調展開により再び両線を割り込んでしまったが、きょうの上げで一気にプラスかい離を回復したのだ。まずは、上値は追わず、900円割れの両線前後で拾いたい。

◆14日号紹介のアリアケジャパン(2815)が1525円まで上昇し連日で年初来高値を更新した。同社は業務用を中心とした畜産系の天然調味料トップで、日本の味を決める代表企業だ。これまでは業績が上がらず、黒子として漂うといった存在だったが、前10年3月期の急回復、今期の大幅増収増益予想を得て、次第に見直し買いが広がっていくといった絵を筆者は知友の食品アナリストとともに描いている。株価は、長期下落基調にあるが、08年3月の上場来安値1213円を大底とし、今年3月安値1325円を二番底とした中勢上昇基調入りを期待しているもの。前週、今週と週足は52週線以下へのプラスかい離を回復。この日は一時24カ月線へのプラスかい離を回復する場面もあった。52週線、24カ月線を下値サポートラインとした上昇基調入り確認にはもう少し時間が必要だが、買い場を探してウォッチングを開始。

◆5月13日高値1298円からきょうは1115円まで下げたのは原発関連の東芝プラント(1983)。4月19日安値1021円から一本調子の上げで前週高値まで急騰しただけに、下げが急となったが、1140円にある200日線前後からウォッチングを開始、買い場を探したい。ただ、昨年8月高値1319円を今回突破仕切れなかったのはやや弱く。長期右肩上がりの相場だということを頼りとし、52週線割れ、(本当は)24カ月前後を拾っていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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