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2006/05/30

◆模様眺め気分と失望売りの拡大で収穫を得ぬまま1日が終った。売買代金は半日取引の1月4日の大発会をも下回る1.8兆円弱、今年最低だ。出来高は14.1億株で、これは大型連休の谷間の今月1日に次ぐ今年2番目の低水準。29日は米英市場が祝日休場。海外投資家は4日連続で売り越し注文件数で動きは乏しい。証券会社のディーラー部門も月末を控え見送った。投信が拾ったコア30銘柄の指数だけが首の皮分プラスにとどまった。残された個人投資家はといえば、下値のメドが見えないまま下げ続ける新興市場銘柄を、悲鳴を上げながら投げ続けるしかない!?前号では筆者が競馬と株式にどっぷりつかったことの一端を記したが、共通点は、記憶力、推理力そして何よりも直感力と創造力だと思っている。想像力も含んだ様々の材料を用いて織り上げた1レース、1銘柄の行方を創造する力だ。イメージもなにも働かない状況で武器を持たずにレースに勝てるわけはないし、株式投資に参戦するべきではない。■きょうのアジア16の国と地域の主要市場は5勝11敗で終った。うち2%を超える上下幅となったのは各1市場づつ。上げはジャワ島地震に襲われたインドネシア(復興需要期待!?)。一方、下げたのは今年に入りわずか2カ月で株価倍化を達成した後の反動安局面にあるベトナム。

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◆本欄は400号を迎えた昨年12月1日号(平均株価は1万5100円台)で記した。「03年4月のバブル後最安値7607円から、長期上昇第1波動の天井となった04年4月26日の高値1万2163円まで、1年間で60%上昇した」。そして、「05年8月8日の<参院郵政民営化法案否決・(省略)の日>まで、1年3カ月半の長い中段もみあい」が続き、「05年5月17日の1万788円(ザラバ安値・本日訂正)を4月21日安値に対する2番底とした、上昇第2波動が8月8日に本格化した」。そして、「第1波動の上げ幅60%を単純に当てはめると、<第2波動の平均株価は来年4〜5月天井で1万7300円台、となる>。単に前回水準の相場を当てはめただけだが、数字の遊びに終るのか、<今年11月末までに1万4000円台乗せ>が当たったように実現するか見てみたい」・・と。結果は?平均株価は今年4月7日に1万7563円の高値をつけた。ほぼ正解値に近いといえる。■先に3カ月調整で終ると記したが、平均株価は既に75日線を割り込み、最後の砦200日線(1万5001円)攻防に入る。6月に通常国会の延長がなければ、9月の自民党総裁選挙でポスト小泉が決定するまで、海外市場からの強力な上昇圧力がかからない限り調整が長引く可能性がある。まずは6月5日の週に証券調査機関が発表する「06年度・07年度企業業績予想」で今期経常増益率が2ケタに近づくか、5%前後か、会社側予想の2%未満となるかに注目したい。5%前後なら200日線が平均株価を下支えするレベルとみてよい。調整が長引く場合は第2四半期(7〜9月期)決算発表の秋までかかりそうだが、結論は精査した後、発表したい。

◆イノテック(9880・ジャス)、シライ電子(6658・ジャス)は新興市場が投げ売り状態となった場合に突っ込み買いしたい。●スーパーの店頭からノルウェー産のサバが消えイングランド産が並んでいた。資源戦争は石油・鉱物だけでなく大豆や魚などの争奪戦へと拡がっている。日水(1332)以下水産株を業績が好転しているここから注目!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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