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2007/03/01

◆2月の日経平均月足チャートは、27日の上海総合指数大幅安から始まった世界同時株安のなか、高値圏での、上ひげの長い小幅陽線で終った。短期的には厳しいチャートだ。そして、きょうまで3日続落した。隣席からは、朝から、「中国市場は?」と相場を聞く声が飛ぶ。28日のNYダウは上げたが高値からは半分以下で終ったことから、買いインパクトは弱く、おまけに寄り付き前の海外投資家注文状況が3日連続大量売り越しだったこともあり、上海株が下げ幅を拡大したと伝わった後、下げ幅を拡大した。13時半には新日鉄(5401)が今07年3月期連結業績予想の増額と大量の自社株買いを発表した後上げに転じるとようやく、日経平均は下げ幅を縮小していった。ただ、2月相場時のような牽引力は見られず、日経平均はプラスに転じ切れなかった。●JFEHD(5411)はアナリスト予想を下回ったとされプラス圏に戻りきれなかった。明日以降、新日鉄がどこまでリードを保てるかが注目点だ。

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◆この日の注目株は、暴落時こそ唯一の突っ込み買い好機とした「オンリーワン」企業の東洋炭素(5310)、ディフェンシブストックの薬品株からはロート製薬(4527)の2枚柄をピックアップした。●ロート薬は昨年1月に1460円の(株式分割を考慮した)実質過去最高値から13カ月調整が続いている。が、下からは24カ月線が迫ってきている。収益源のアイケア関連が2ケタ成長しているうえ、スキンケア製品が内外で好伸している。厚労省が今年4月の薬価引き下げは行わないと発表していることも追い風となる。●自社開発で採算の良い交換レンズが寄与して08年3月期業績が伸張見通しのタムロン(7740)はデジタル一眼カメラが普及急となったことを追い風に、2月16日の昨年来高値に顔合わせした。業績増額期待の買いが流入している。なお、外資系証券が前日付けで投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、買い推奨したことが人気を呼んだ。●コンピュータ入力用タブレットで世界トップのワコム(6727)が5日ぶりに急反騰した。ひところ、本欄でも強気で紹介した銘柄だが、マイクロソフト社の新OS「ウインドウズ・ビスタ」発売日には、ペン入力を標準装備したビスタが登場したこともあり、成長シナリオを描けやすくなっている。1月22日の分割落ち後高値40.6万円から前日は30万円を割り込んだ。一時28.4万円まで叩かれたことで、かえって底入れ感を生んだようだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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