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2011/03/23

◆日経平均は前日比158円安の9449円と3日ぶりに急反落した。日経平均が前日にかけ大商いを伴って反騰。震災後下げ幅の半分強を回復し、震災後最初の取引日(14日)終値を上回ったことや、東電(9501)が今夏、今冬も電力不足から計画停電を実施すると伝わったことを受け、景気・企業業績への影響が懸念され利益確定売りが先行した。午後には東京都が「葛飾区金町浄水場の水道水から暫定基準値以上の放射性ヨウ素が検出した」と発表したことが嫌気され一段安の展開となった。「基準値以上といっても、乳幼児や授乳中の母親も避けたほうが好ましく、検出されたのがヨウ素だけなら大人は飲んでも心配ない」と環境科技研特別顧問とのみかたがネットで紹介されたが・・。東京に住む我が家の電気が関東圏ではなく福島県の原発や中越地震で被災し営業運転再開までに2年5カ月以上かかった新潟県柏崎原発など圏外に頼ってきたことに無関心であったことはお粗末、まことに申し訳ない、というほかない・・。

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◆前日にかけては、海外からの強気の声と大量の買い注文を背景に買いが優勢となってきたが、きょうは国内勢の利益確定売りが勝った。震災・津波による惨状と厳しい現実はテレビに映しだされる映像ではなく、私に突きつけられた目の前の現実。北関東から東北地方にかけて多数存在している電子部品などの工場が被害を受け、自動車メーカー、電気機器メーカーの今期事業計画を脅かす状況が見え始めた。また、原発事故処理問題と東電の計画停電に伴う景気押し下げ要因。これから出てくる景気指標、企業業績予想の下方修正にこれまで以上に注意が必要となった。

◆さて、きょうは筆者年間注目株の日マクドナルド(2702)が3日続伸し、9日につけた東日本大震災直前高値2042円を超え、2049円までみた。21日より仙台の店舗で営業を再開、宮城県内での震災後営業再開第1号店となるなど、震災後の全国営業再開店舗数が着実に増加していることから、株価も、震災前水準へ回帰する格好となった。20日現在で約3300店舗ある全国営業店舗中で、営業中の店舗比率は95.5%まで回復、営業中止店は149店舗(14日現在では264店だった)だった。仙台1号店の営業時間は10時〜15時でスタート、当面は、テイクアウトのみの販売としドライブスルーの営業は中止。東電供給エリアの店舗営業時間は22日より5時30分〜23時とし、24時間営業店舗数は22日以降204店に増大するとしている。が、さて、計画停電で先行きは不安?「節電」と「食の供給」をどうバランスし収益を上げるか?ここから、52週線が再び強力な支持線となるか?戻り売り押し戻されるか・・、(現状の外部環境では、基本は戻り売りであろうが・・)引き続き注目していきたい。●また、メッセージ(2400)は二番底確認まで様子見を継続、●サイバー(4751)も買いは先とし、ウォッチングを継続しよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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