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2004/09/27

◆9月相場も残すところあと3日。9月の平均株価は1万1104円を上回り99年9月以来5年ぶりの月足陽線となるか?あと245円でOKなのだが、イチローの米大リーグ年間最多ヒット記録更新(あと7試合で6本)よりもかなり難しそうだ。月別パフォーマンスで9月は最悪の月という名誉?を守りそうだ。受け渡しベースで月内最終売買日の27日、平均株価は引けにかけ先物の買戻しに端を発し、下げ幅を縮小した(中間期末の権利落ち分の修正値では1〜2円プラスとなった)。10月、11月は戦後取引再開から昨年までともに30勝25敗と9月の下落をバネに好転。そして例年だと最高パフォーマンスの1月に向かっていくのだが・・。改造小泉内閣はこれまで通り「改革」という言葉以上の改革を進める気はない。任期途中で首相の座を放り出す可能性もあるがさて。

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◆中長期的には一度好転し始めた経済の方向性は変わらない。が、足元米国発の原油高による世界経済停滞気分が広がりつつあり、発表される経済指標も芳しくはない。が、市場は停滞以上の悪化まで織り込みつつあるように見える。行き場のなくなった短期資金が三流株のフィーバーに巻き込まれたのが今ある現実。■といって、フィーバーに付き合う必要はない。次の銘柄を待ち受けることだ。アジアウォータフロント開発関連の五洋建(1893)、若築建(1888)が160円台に下がってきた。ここからの下値は限定的、買い場とみる。◎動意含みの低位出遅れ鉄鋼商社神鋼商事(8075)を目先買い。■メディビック(2369・マザ)は自社による新薬開発へ道。先行負担による赤字が売り材料となり大幅下落したが、10万円台で第2弾の買いを入れたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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