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2005/07/25

◆先週の中国の人民元引き上げで何事かあらんと構えたが、1ドル=113円台の円安シーンから一時110円台に円高ドル安に触れたものの、きょうは111円台と円安にふれた。東京市場は落ち着きを取り戻し、平均株価は3日ぶり反発。2部株指数は4日連続で年初来高値を更新し、ジャスダック平均は2営業日ぶり年初来高値を更新。あの切り上げ発表の日、円高に進んだのは、それまで続いてきたドル高円安のポジション調整と見る声がある。そして、「基本はドル高円安」。人民元切り上げとドル円相場には関係がないともいう。ならば、大型株を狼狽売りする必要はなく、一方で個人投資家の新興市場や小型株買いの動きは続きそうだ。気重いのは、米ハイテク株は好業績発表に対し、売りが先行していること。既に株価に織り込み済みということのようだ。では、東京市場でも29日をピークとし4〜6月期決算発表が相次ぐ。電子材料メーカーの有沢製作(5208)は業績減額修正発表で一時ストップ安に売られ、1Qが減収大幅減益となったサンケン(6707)も大幅安となったが、シャープ、松下などの決算数字に対し株価がどう動くかに注目したい。好業績ながら急落とかじり安になったときには、ハイテク株はいったん好材料折込済みと判断する必要が生じる。もっとも、個人投資家がすばやい反応を見せるのは思いがけない好決算や予想を上回る減額修正か。◎本欄ハイテク株で注目とする島津製(7701)は着実に上値を追う展開が続いており、中期強気不変。また、浜松ホト(6965)は前週末の好決算発表も反応鈍いが、2月以来の2500円目前の壁突破が見えてきた。追撃買いしたい。◎もっともきょう自動車部品株が急動意した。これは、「当面の為替の基本は、ドル高円安」との見方を受け容れたものか。くじけず強気をぶってきたTPR(6463)が2営業日ぶりに1300円台の戻り高値を更新してきた。1月中旬以降続いてきた小幅往来相場の間に溜め込んだ買いエネルギーは、1月の年初来1416円挑戦に向け一気に沸騰するとみている。■中期注目株武田薬(4502)は5日ぶりに反発。米FDA(食品衛生局)から不眠症薬治療薬の製造承認を得たことが材料視されたもの。ピーク時の米国09年度売上500億円との見方もあるが、一部には全世界では1500億円もとの声も聞かれる。■インデックス(4835・ジャス)の技術を支えるコネクト(3736・マザ)は50万円処からの買いを指示しているが、絶好の買い場を提供中。Jストリーム(4308・マザ)は再びストップ高で終了。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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