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2010/01/20

◆日経平均は前日比27円安の1万737円と3日続落した。19日のNYダウは、上院補欠選で共和党候補が勝利し医療保険改革阻止の可能性が高まったとの観測からヘルスケア関連が急伸、ハイテク株も上昇し115ドル高で終了。前週末の急落分を埋めた。S&P500種指数は15カ月ぶり高値だ。ただ、中国株が5日ぶりに反落し、香港、シンガポールなどアジア市場が下げたこともあり、高値警戒感が強まっている東京市場は後場、利益確定売りに次第安の展開となった。外資系証券のリポートで業界判断が引き下げられた証券株が下げ、電気機器、輸送用機器など主力輸出関連株は東京外為市場で1ドル=91円台と円安に振れたものの利益確定売りに押された。

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◆野村HD(8604)が4日続落し、12日に付けた9月3日以来の高値783円から10%下げた。クレディ・スイス証券が「証券セクターから、増資リスクが払拭されつつある銀行セクターへのシフトを推奨」し、同社株については目標株価850円を据え置いたものの、投資判断を「アウトパフォーム」(強気)から「中立」に引き下げたことが嫌気された。11月の直近安値578円から12日高値まで35%上げていたことも利益確定売りを誘った。■ただ、同社株価は、昨年3月に付けた1982年10月以来26年5カ月ぶり安値403円をボトムとし、6月高値934円をトップとした三角保ち合い相場を形成しており、大きく下放れる格好とはなっていない。700円台割れから買い場を探したい。そして、15日の高値を突破した時は、上昇基調に復帰した時となる。

◆主力株に調整売りが先行した場合は、小型株に妙味。前日も記した介護付き老人ホーム運営のメッセージ(2400)は一時6800円高の19万7900円を付け、昨年12月の昨年来高値を更新。週足ベースで6週間ぶりに高値もみ合いから抜け出す格好となった。今週末に19万円台後半となれば、20万円台央の当面のゴールが見えてくる?■介護トップのニチイ学館(9792)は昨年11月以来52週移動平均線が上値ネックラインとなり、上値を追いきれない状況が続いている。今朝の日経新聞「株式往来」欄で「上値は三菱UFJの保有株減らしの憶測がくすぶり重い」と紹介した通りの上値の重いチャートではある。52週線はきょう現在862円にあり少しずつ上げているが、これを上抜いた時、出遅れ感からの買いが入っても不思議ない?●52週移動平均線を回復したのは、当欄注目のうどん店「丸亀製麺」チェーン展開のトリドール(3397)。上値にはきょうタッチした13週線や18万円台央にある26週線が待ち受けてはいるが、まずは、一歩前進。日足ベースではきょう、200日線を上抜いた。今週末に200日線プラスかい離を維持するとなれば、さらに一歩前進となるはず。●医療・福祉施設向け給食最大手の日清医療食品(4315)が続伸し、4カ月ぶり高値に上昇。介護向けなど給食事業が好調な割安株だが、見直し買いが広がりつつある。今10年3月期連結業績は介護・福祉施設向け給食事業の好調を背景に増収、最終利益は前期比66%増の65億円と4期ぶりに大幅回復見通し。来11年3月期は強含み予想だが、借入金が少ない病院給食高シェア企業として定評があり、鳩山政権の介護関連政策などの後押しが期待される。ここからウォッチングを開始しよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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