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2015/03/13

◆3月第3週末の日経平均株価は前日比263円14銭(1.39%)高の1万9254円25銭と3連騰し一気に1万9000円台を回復、ITバブル相場の2000年4月14日以来ほぼ15年ぶり高値水準に上げてきた。12日のNYダウが3日ぶりに大幅反発したうえ、東京外為市場で円が反落し下げ幅を少しずつ広げる格好となったことから前日までの勢いのまま一気に駆け上がった格好だ。米国市場では、米2月小売売上高速報は前月比0.6減とと3ヵ月連続の減少となり早期利上げ懸念が後退。加えて、前日のFRB年次ストレステスト(健全性審査)の結果公表を受け株主還元策発表が相次いだ金融セクターが堅調に推移した。

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◆15年前といえば米国発のITバブル期。筆者は証券会社を退社し妻が新宿で開いた韓国焼肉店の売上高・来店客数などをパソコンで管理し始めたばかりの頃であり、パソコンで株式情報をネット配信するインド系の会社に誘われ、初めてパソコンで情報を発信する仕事にタッチした時だ。その夏、母校が最初で最後の夏の甲子園出場も、入社後わずか数日とあって休暇も取れず2回戦ならOKといわれたものの、何度か逆転劇の接戦の果てに惜敗し悔し涙を流したことは、ITバブルの崩壊とともに、インド人経営者は身売りもならず会社を整理・・。それでも、直後に株式関連の新聞社で、パソコンの記事を書き始めることになり、現在の仕事に繋がっているもの。まもなく、今までと記事は同様だが発信は自宅からとなる。鮮烈な印象が残っているのは、その年の12月に大阪であったマクドナルド(2702)の「やらせ行列事件」。筆者記事がヤフー・トピックスにアップされたことだ。いまでは、記事の書き方も随分変わってしまったが、基本的な書く姿勢は変わってはいない。

◆さて、島津(7701)が続伸し07年8月に付けたリーマンショック直前の高値1443円にあと15円と迫る場面があった。2月発表の今15年3月期第3四半期累計連結経常利益は前年同期比12.1%増の160億円に伸び、通期計画に対する進捗率は5年平均の41.9%を上回る64.0%に達した。発表翌日にいったん年初来安値に沈んだものの、その後、4週連続上昇中でリーマンショック直前の壁に挑戦しているもの。騰勢が強まったのは2月26日にテレビ東京の番組「カンブリア宮殿」で同社が取り上げられ、中本晃社長が登場した後のこと。同社は02年に社員の田中耕一氏がノーベル化学賞を受賞したことで知られる医療用エックス線機器開発で始まった分析・計測機器メーカー。「見えないモノを見る、図るべく」大学・企業などの様々な最先端の機器開発依頼に対し長期間の研究開発を繰り返すことで応えてきた。キャスターの作家村上龍氏は、その歴史の積み重ねが、「創業時のオムロン(6645)を結果的に支援し、そのオムロンは日本電産(6594)の成長を助けた。島津は、京都発ベンチャーの母体となったのだ」と番組を締めた。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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