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2016/02/08

◆日経平均株価は前週末比184円71銭高の1万7004円30銭と5日ぶりに反発し、1日でテクニカルなポイントである1万7000円台を回復した。前週末のNYダウが3日ぶりに反落し欧州株は続落、NY原油・金先物やLME非鉄市況安もあり朝方から売りが先行。ほどなく1万6552円台とこの日の安値を付けた。ただ、その後は、ジリジリと円安水準が広がる展開となったことや、日経平均が直近4日間で1045円強の大幅下げとなっていたこともあり、リバウンド狙いの買いなどが次第に広がる格好になった。

 しかし、世界景気の減速懸念は払拭できておらず、依然、世界同時ジリ安展開から抜け出す気配は見えてこない。今夜の海外市場が力強いサインがあって続伸展開となれば、明日の東京市場はさらに一歩前に前進できるのだが。円高カードに失速懸念が残る。

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◆なよりも、国内製造業トップであり世界トップ級の●トヨタ(7203)がグループの愛知製鋼(5486)の工場爆発事故により、8日に、13日までの国内全16工場の稼働停止を発表。15日から全て稼働も7万台規模の生産減となるとの報道もあった。

 前週末発表の15年4〜12月期(第3四半期累計)決算は、総販売台数が7633.2万台と前年同期並みを確保し、米国ではレクサスなど高級車が増加。中国をはじめアジア向けも堅調に推移した。円安・ドル高展開も収益を押し上げ、売上高は前年同期比6.5%増の21兆4313億円、営業利益は9.0%増の2兆3056億円と伸びた。

。そして、16年3月期グループ世界販売台数見通しは従来予想の1000万台から5万台積み上げ1005万台と修正したものの、売上高前期比1.0%増の27.5兆円、営業利益1.8%増の2.8兆円は据え置いた。なお、上限2300万株(発行済み株数の0.74%)、または1500億円とする自社株買い(取得期間2月8日〜3月24日)を発表したが、この日の動きは、一時、6325円と昨年来安値を更新・・。昨年3月高値からの長期続落基調のここで、「買い」は難しく、底値確認まで期待を持ちつつ株価と業績動向のウォッチングを続けたい。トヨタ株を置いてきぼりの全体相場の中勢好転は無い・・。

 なお、●星野Rリート(3287)は続伸した。ただ、前号でも記した「一時127.1万円と132万円台を付けた昨年11月以来3ヵ月ぶり高値水準」は誤りでした。126.2万円止まりで、この日127.1万円を付け、終値は7000円高の126.3万円引けとなり。昨年11月2日以来の高値水準となりました。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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