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2005/03/30

◆数字以上に傷は大きい。値下がり銘柄数は1100ときのうに続き1000を越えた。が、値下がり銘柄数の多さに対し平均株価の下げ幅は小幅にとどまった。指数連動型の投信の買いが入ったのか、大型株指数の下げ渋りが目だった。しかし、中身は厳しい。平均株価は75日移動平均線の手前で下げ止まったが、日足ベースの一目均衡表では、きのう遅行線が26日前の日々線の下にもぐり込み、転換線は急降下であすにも基準線を下回り「売り」シグナルを発信する構えにある。■本欄が市場体温計としたみずほFG(8411)が大幅下落。銀行株は、金融庁が繰り延べ税金資産の算入上限規制を見直すとしたことが嫌気され売られた。が、みずほは約27万人の顧客情報紛失を発表したことも加わり下げ幅を急拡大。これまでの他大手銀株に対するプレミアムは一気に剥げ落ち、体温計の用をなさなくなってしまった。2部株とマザーズ市場は買い物が入りにくいなか続急落。沖電線(5815)、丸山製(6316)など高値でもみあっていた仕手株が揃ってストップ安となったことも個人投資家にはきつい状況だ。

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◆米国株は1日の雇用統計発表が懸念されている。一方、日本株は1日の日銀短観に望みを託している。日本株は、きのう、失業率の表面的な悪化を見て弱気になったが、これは就職希望者が増えたことの裏返しでもあり的外れ。きょうは鉱工業生産指数が予想を下回ったことが嫌気された。直近の下げがきつくなっており、日銀短観で楽観的な方向が示された場合、リバウンドする可能性は残されている。■全体相場に無縁で着実に下値を切り上げるDVDなどレンタルのCCC(4756)、◎切り返し期待の半導体関連スクリーン(7735)、◎昨年1月以来の1600円台の上値関門突破期待のアルプス(6770)に注目。◎本欄注目のマツダ(7261)が円安ドル高を受け一時ほぼ9カ月ぶりに370円台を回復。今3月期EPS30円台でPER12倍台と割安感強く、信用倍率は0.83倍と売り長。来期続伸で中期強気不変。◎逆行高のYOZAN(6830・マザ)は日柄調整完了。きょう日足一目均衡表で「雲」上限を上抜いてきた。再人気化に期待。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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