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2005/08/11

◆平均株価が1万2000円台に乗せた。01年7月以来4年ぶりの高値水準である。これで、本欄が7月29日付けで指摘した「7月末の平均株価は3カ月連続で陽線を引き、03年4月にバブル後最安値7607円を付けて以来の、月末終値として最高値となった。8月の1万2000円台相場が期待できる」がひとまず示現した。■「内閣支持率47%に上昇(不支持率は6ポイント低下の37%)」。今朝の日経紙1面トップは郵政民営化関連法案が否決された後の世論調査の結果を掲載した。郵政民営化では、「小泉首相支持47%、反対派支持35%」、総選挙後の枠組みでは、「自民党主導の政権48%に対し、民主党主導32%」になったという。また、「解散賛成53%に対し反対は33%」だった。これが、そのまま選挙結果に反映するかは不明だが。先週東京株式市場を覆った「解散風」は、「小泉風」に変わった感がある。外資系証券の朝寄り付き前の注文状況は前日をさらに上回るスケールとなった。出遅れ証券株や足止めを食っていた銀行株を初めとする大型株に大量の買い注文が入ったのだが、この記事も後押ししたはずだ。あすの4〜6月期GDP速報値発表を控え、「実質GDPは(大きく伸びた1〜3月期の反動を乗り越えて)3期連続プラスになる可能性が高い」との見方が多いことも買い安心感を誘った。

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◆1日付けで「出番はいつ?」と安値圏であえぐ東急(9005)に嘆息したが、きょうは海外勢から大量の買い注文が入り急騰した。これは海外勢が大型出遅れ株に買いを先行させた流れの一環だ。一方、マザーズ市場など新興市場は勢いを失いつつあるが、換金売りが先行しての調整は次の出番を迎えるのに不可欠だと肯定的に受け取りたい。では、東急は第2弾、3弾の大量買いが続きすんなり上値追いを開始する?そうとは思えない。しかし、4日間で6日移動平均線から200日線までの短〜長期移動平均線を一気に突破した。また、売買のタイミングを捉える指標のひとつRCI(順位相関指数)では、25日RCIが8月8日のマイナス91.3%の売られ過ぎ水準からきょうマイナス46.5%に浮上したに過ぎない。日足ベースの一目均衡表でも、きのう「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を3月28日以来ほぼ4カ月半ぶりに上抜いたばかり・・と、テクニカル面では、相場の先行き上昇余地が大きいことを示唆している。これは、同社株だけでなく主力大型株に当てはまることだ。◎みずほFG(8411)は3月の年初来高値更新から、昨年4月高値をうかがう展開が期待できそうだ。■奥村組(1833)に続く本欄注目株は、26週線に支持され3月の年初来高値に迫る石塚硝子(5204)。2ケタ経常増益で最高益更新見通しにあり、なお増額修正余地が大きいにもかかわらずPBRがわずか0.6倍台だ!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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