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2004/06/15

◆内閣府は2004年度政府経済見通しを7月にも上方修正する。15日引け後に発表した日銀の6月月報は「景気は回復を続けている」と前月判断を上方修正。バブル後初めて「緩やかな」との外して「回復」と明言、同時に金融政策は現状維持とした。米国金利は年内に2%まで上昇する方向にあり、足元で上げ幅拡大といってもほどなく株価に織り込まれよう。日本の景気回復のマイナス面を拡大して下げてきた東京市場だが、景気回復をどう捉え直すかが注目点となろう。

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◆15日、平均株価は3日続落。主力ハイテク株が年初来安値銘柄を輩出しながら下げて投資家心理を冷やした。本欄注目の自動車関連株も、トヨタ自動車(7203)が年初来高値を更新するなど堅調銘柄が多かったが、引けにかけ利食い売りに押された。◎ピストンリング大手の帝国ピストン(6463)は一時年初来高値を更新した。今期経常利益は6期連続2ケタ増益かつ最高益更新見通しで予想実質EPS51.2円。8年ぶりの700円台回復だが、まずは96年高値884円をめどに強気したい。◎洋ゴム(5105)は今期4期ぶり営業増益転換見通し。EPS25円、1株純資産は353円。株価は6年ぶりの300円台乗せだが、割安感は強い。■ノイズ対策用コンデンサーの岡谷電機(6926・A)は昨年12月安値115円を2番底とする上昇基調が続くが、今期経常利益も大幅続伸で予想EPSは26.8円に急上昇する。2000年高値359円にあと4円と迫ったここから買っていきたい。2部市場に目先資金が流入していることも追い風だ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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