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2009/08/26

◆日経平均は142円高の1万639円と反発、14日の年初来高値を更新し、昨年10月3日以来の高値水準となり、月内受け渡し最終日を飾った。25日のNYダウは、米住宅、消費関連指標の好転を受け、6日続伸し3日連続で年初来高値を更新。中国・上海総合指数も上げに転じたことを受け、後場、上げ幅を拡大、その後、高値水準で推移した。■日経平均が年初来高値ということは、「買い」の相場が続いているということ。21日には一時1万142円まで下げ、25日移動平均線を割り込む場面があったが、大引けではプラスかい離を維持し、短期調整完了のサインとなった。ガス抜きが本当に終ったのか、さらなるバブル拡大に向かって突き進んでいるだけなのか判然としないが、テクニカル面からは、新規に「売る」相場ではないことは示唆している。

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◆海外勢中心の相場ではあるが、新型インフルエンザ関連株、民主党マニフェストの子育て支援関連株に個人投資家の一部は買いの回転を効かせている。電気自動車・ハイブリッド車の環境対応車関連株、太陽光発電・風力発電がらみスマートグリッド構想(次世代送電網)関連株、原子力発電関連株、高速鉄道インフラ整備関連株・・などテーマ株物色人気も続いている。

◆当欄では、引き続き、ジリジリと下値切り上げが続いている銘柄から追撃買い、あるいは、移動平均線まで下げて上値を窺う格好となった銘柄を中心に押し目買いとして紹介していくことに変わりはない。原子力関連株では東芝(6502)が海外展開を積極化させており、東芝プラントシステム(1983)は一時1319円まで買われ、1993年10月以来ほぼ16年ぶりの高値を付けた。25日線は1200円とび台だが、いったん噴くまで強気で攻め、持株は持続したい。また、原発用キャンドポンプ最大手の帝国電機(6333)が6月上旬以来、2200円台の上値関門への挑戦が続いている。下からは、75日移動平均線が急接近中であり、13週線が下から突き上げる格好となっている。2200円台の壁突破から強気で攻めても良いと見る。

◆前日急騰も、この日下げたのが、6日付けで紹介した大学発のバイオベンチャー。6日付け記事を参照していただきたい。銘柄は大学発のバイオベンチャーとして話題と期待を集めて第1号上場となったアンジェスMG(4563)、そして、OTS(4564)、そーせい(4565)、併せて3銘柄。バイオベンチャー株は今年3月まで計13社が上場を果たした。が、期待は裏切られた。「長い開発期間と研究費増に赤字が続く企業が大半だ。それでも、直近では、臨床試験のフェーズ2、フェーズ3という開発後期まで進み、大手製薬による研究開発費投入が示現するバイオベンチャーも登場し始めた」と記した。■アンジェスMGは今年3月に上場来安値6万400円を、OTSは昨年10月に4万6600円の、そーせいも同じく昨年10月に9100円のそれぞれ上場来安値を付けて底入れ。アンジェスMGは7月30日に19万5200円の年初来高値を付け、OTSは前日25日に21万8400円の年初来高値、そーせいも同様に前日16万4300円の年初来高値を更新した。いずれも、上値を試す相場が続いており、ここから、移動平均を横目に打診買いあるいは押し目買いを推奨したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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