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2006/10/06

◆3連休控え、日本時間今夜発表の米雇用統計の中身を見たいとの思いに、東京市場は直近急反発した国際優良株を中心に低位思惑材料株まで利益確定売りに上値が抑えられる展開となった。しかし、証券株は活況裏に続急伸、TOPIX業種別指数上昇率で「証券・商品先物」は33業種中断トツとなった。野村HD(8604)は52週移動平均線を4週間ぶりに上抜き、2週連続週足陽線となった。そして、日経平均は週足陽線を引き、9月第2週の高値を抜いて終った。例え、発表される米雇用統計が良くても、NYダウは3日連続で過去最高値を更新しており、利益確定売りに押されても不思議ない。しかし、日経平均のテクニカル面や証券株の値動きから見て、<東京市場の「先行きは強い」>と考えてよい。なぜなら、相場活況を先取りした買いが証券株に流入しているからだ。また、期待の新日鉄(5401)は週足陽線の戻りを試す動きに、今週もまた日足ベースの一目均衡表「雲」上限を割り込まず上伸した。トヨタ自(7203)が4月の上場来高値6950円に急接近したことも、海外勢の買い意欲が感じられる。これにくわえ、みずほFG(8411)や三井住友FG(8316)など大手銀行株が上昇基調を鮮明化すれば、再度攻勢開始となるだろう。

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◆NTT(9432)、KDDI(9433)については、需給相場と心得たい。特にNTTは2月以降、52週線に下支えされ、上昇基調を継続中だ。02年6月以来、60万円前後が上値関門となってきた。04年4月の高値63.4万円突破から上値を追う展開となるのは日経平均が一段高した時であろう。●マルハ(1334)が今3月期増益幅の縮小観測報道があった。先に、ニチロ(1331)が減額修正を発表したのに続く悪材料第2弾。一番下げ幅が大きかったのは連想売りされた日水(1332)だった。9月5日の高値727円から1カ月で110円強の下げはきつい。とはいえ、03年11月の210円から調整安を挟みつつ一本調子で上がったのだから、調整期間は長く厳しくなる可能性もある。ただ、世界的な水産資源争奪戦は始まったばかりで、調整さえ終れば再浮上ありと見る。

◆住友不(8830)が連日で上場来高値を更新した。不動産株に対する強気を繰り返し紹介しているが、電鉄最大手の東急(9005)が地盤の渋谷再開発プロジェクトによる飛躍が期待されているように、東京駅周辺では、今後5〜10年、丸の内、大手町、八重洲、日本橋といった東京駅を中心とするエリアの大規模再開発が広範囲に行われる予定にある。そこでは、地権者である菱地所(8802)、三井不(8801)、東京建物(8804)、NTT都市開発(8933)、サンケイビル(8809)が注目されていた。計画の具体的内容は今後3〜4年間で発表され、5〜10年のスパンで実現されるとしている。テレビ報道では先に、沖縄県石垣島での「地上げ」合戦が報じられた・・、ああ!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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