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2015/12/25

◆日経平均株価は前日比20円63銭(0.11%)安の1万8769円06銭と小幅に5日続落した。前日の米株式市場はクリスマス連休を控え利益確定やポジション調整の売りに4日ぶりに反落、円は3日続伸となった。

 東京市場でも円は対ドルで120円台前半と上げ幅を拡大し5日続伸したうえ、発表された11月実質消費支出が低迷したことから年明け期待感をやや損ねたうえ、この日が受け渡しベースで年内最終売買日だったことから節税を目的とした損益通算のための売りがかさんだとの指摘もあった。出来高は19億1288万株と3日連続の20億株台割れ・・。

 東証1部値下がり銘柄数は全体の70.3%の1362(日経平均銘柄は76.2%の158)と5日連続で1000を突破、値上がり数は同26.3%の509(日経平均銘柄では26.7%の60)とさらに値下がり数が増加、変わらずは21減の65と縮小、騰落レシオは2.29ポイント下げ76.58と5日続落し、9月29日(71.22)以来の低水準となった。なお、今年最低は9月24日の64.49、最高は11月5日の140.31。

●そんなか、業種別株価指数で値下がり28、値上がりは5となったが、値上がり率上位では1位水産・農林5.33%高、2位保険1.39%を挟み、3位小売0.69%、4位薬品0.69%、5位食料品0.42%とディフェンシブセクターの内需関連に買いが向かって上位となった。 一方、値下り上位は、1位ガス・電気が3.37%の大幅続落となり5月1日以来の安値となった。

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◆内需関連株は当欄でもウォッチング銘柄が多い。そんななか、●伊藤園(2593)は96円高の3095円引け、一時3110円と8月14日の今年高値にあと30円と迫った。終値でも同月以来の高値水準となった。25日付日本経済新聞朝刊が「16年4月期の海外事業の営業利益(のれん償却前)は前期比5.3倍の16億円前後になりそうだ」と報じたことが短期資金などの買いを誘った。もっとも、目先資金が飛び込んだこで、週明け相場に波乱場面もありそうだ。が、基本は押し目買いで臨みたい。

 同紙では、米国やアジアで抹茶ブームを背景にペットボトルの緑茶飲料やティーバッグの販売が伸びており、中国も無糖茶の広がりで「お〜いお茶」や麦茶飲料が好調。上海子会社は予定より1期前倒しで黒字化する見通しだ。海外売上高は2.4倍の366億円を見込むと報じた。

◆月次売上高が発表される銘柄は投資判断の手掛かりとなることから、筆者も消費関連や電機・自動車・機械など製造業と伴に継続的にウォッチングしてきた。●セブン&アイHD(3382)は62円高の5458円と5日ぶりに反発。25日付日経新聞朝刊が「2015年3〜11月期は、連結営業利益が2600億円程度と前年同期に比べて約5%増え、同期間として3年連続で過去最高になったもようだ」と報じ、日米でのコンビニエンスストア事業が好調と伝えたことから短期資金の買いを誘った。●ニトリHD(9843)も引き続きウォッチングしていきたい。、

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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