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2007/01/04

◆本欄が3度目を迎える株式市場大発会は昨年の250円高には及ばなかったものの、128円高の1万7353円(昨年高値は4月7日の1万7563円)と上々のテイクオフとなった。東京1部市場は値上がり銘柄数が1300を超え、値下がりは300弱にとどまった。正月期間中の米国株が高値波乱したものの、海外市場全般が高かったうえ、円安ドル&ユーロ高進行が買いを誘い、日経平均は6年連続で上昇発進となった。ただ、昨年後半相場の両輪のうちトヨタ自(7203)が上場来高値を更新したものの、■新日鉄(5401)は朝から利益確定売りが先行し大納会終値を上回ることなく急反落するなど鉄鋼株が下落した。3日のNY原油大幅安、NY金安、LME銅・アルミ安、シカゴ穀物の大幅下落など国際商品市況安を受け、非鉄金属株、石油開発関連株も人気圏外となった。明日の注目は新日鉄の動き。本欄大納会29日号で、「問題は新年、年明けの動き。本欄は警戒を強め、ここからは吹き値売りを推奨する」としたが、来週初め、そして3週間目までの動きには注意したい。明日は知らん顔して急反発なんてこともあり得るが・・。

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◆この日の円安ドル&ユーロ高は、昨年の相場でゲーム関連株以外は大して成果を上げられなかった電機セクター買いに走らせた。あの大きいだけが取り柄の日立(6501)が原発関連株として東証1部市場値上がり率ランキング8位と久々の爆発で市場を驚かせた。東芝(6502)も「ソ連国営原子力独占企業体が、タービンや発電機製造・供給で(石川島とともに)提携を打診」されたと報じられ、9月19日以来の800円台回復となった。こちらは、本欄では「事業の集中と選択」を評価しており、日立以上の評価点をつけている。もっとも、本欄注目の原子力関連銘柄の●東芝プラシス(1983)は後半失速し1円安となったのに対し、●日立プラテク(1970)は日立人気に支援され16円高し12月15日の658円に迫ってきたが・・。

◆本欄注目株では、日水(1332)が一時718円まで買われ昨年来高値727円に迫ってきた。大納会号で指摘したように、昨年11月には同業他社の相次ぐ減額修正に巻き込まれ552円まで急落したが、そこから、一気に巻き返してきた買いエネルギーは食品セクターをリードする銘柄とみてやはり「強気」すべきであろう。●ラサ工(4022)は12月28日号で指摘したように、この1年半の間に外国人持株比率が、4.9%から24.3%に急上昇しており、その分、浮動株比率が低下。需給が着実に好転していることから、12月15日の戻り高値495円突破から強気で追撃買いしたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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