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2014/05/30

◆5月末、日経平均株価は前日比49円34銭安の1万4632円38銭と7日ぶりに反落。米国株高・円反落を背景に買い先行で始動した。が、月末控えの利益確定売りや戻り待ちの売りが上値を抑えた。出来高は大引けで6.8億株強の大商い(株価指数MSCIの銘柄入れ換えに伴う売買。これを除いた実質出来高は前日比2億株増・・)があり、かさ上げにより27.7億株にふくらみ、SQ算出日だった3月14日以来の大商いとなった。TOPIXは0.73ポイント高の1201.41と7日続伸した。全33業種中19業種が下げたものの、電気・ガスが値上がり率2位となり牽引、輸送用機器など輸出関連の過半超が上昇したことが寄与した。■29日の米国市場では、SP500種指数が2日ぶりに過去最高を更新。NYダウは反発し14日につけた最高値にあと17ドルと迫った。東京市場でも、国内景気や企業業績の回複基調に加え、日経平均は長期相場を示唆する200日移動平均線こそ3日ぶりに割り込んでしまったものの、52週線を8週間ぶりに上回ってきたうえ、今年初めて月末終値が前月末比プラスに転じ6月相場に期待をつないだ・・。しかし、直近4日間は終値では1万7000円台を維持できていない。週明け相場は、早い時期に1万7000円台乗せで終了して、上値の壁を崩すことが出来るかどうか?が6月前半相場の鍵となりそうだ。幸い、29日の米国市場で、SP500種指数が2日ぶりに過去最高を更新し、NYダウは反発して14日の最高値にあと17ドルほどに迫るなど好展開中だ!

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◆かつて当欄で主戦銘柄としていたシスメックス(6869)は3月の株式分割落ち後も短期移動平均線沿いの上昇基調が続いている。権利落ち修正後のチャートでは、今も08年リーマンショック時の安値を大底とした上昇基調にある。今月は昨年5月の最高値を10円だが更新した格好の月足陽線に。150ヵ国以上で展開する主力の検体検査機器世界大手であり高い競争力を有す。試薬やメンテナンスサポートと併せて提供するビジネスモデルは、新興国の経済成長に伴う医療環境改善の動きを支えるものとなっている。経常利益は2010年3月期から14年3月期まで5期連続最高更新。今期も慎重見通しながら中国・米国向け堅調を背景に最高更新見通しにある。営業利益はといえば03年3月期から最高更新記録を更新中だ。03年3月期の52億円が今16年3月期は360億円の予想!

◆また、小型軽量・不人気銘柄が多い当欄銘柄だが、中・長期線沿いの上昇基調銘柄を中心に、引き続きチャートが売りサインを出すまで、移動平均線水準まで下げてきた場面や、一段上の線に乗せてきたところなどポイント、ポイントで拾っていきたい。例えば、●羽田空港のターミナル拡大を背景に業容拡大が着実に進む日本空港ビル(9706)など、急ぎ飛び乗る必要は無く、人気化後にひたたび移動平均線まで下げてきた場面で拾いたい。●そして、昨年5月から1年を越えて5000円台前半が頑強な上値関門となっているサンマルクHD(3395)は、5500円台乗せからの買いがベターとなりそうだ。ウォッチングを続けたい。

◆ALSOK(綜合警備保障) (2331)が3日ぶりに反落した。朝方には3日連続で上場来高値を更新したものの、8日の決算発表を手掛かりに直近で20%の大幅上昇展開となってきたことから、買い一巡後は当面の利益を確定する売りが優勢となったもの。しかし、今国会での「カジノ法案」成立は難しくなったものの審議入りすれば、秋の臨時国会で成立する可能性があり、2020東京オリンピック開催時の「カジノIR」オープンは可能だとの見方が広がっている。同社株やこれまで紹介してきたカジノ関連銘柄をはじめ、新たな関連銘柄を含めてウォッチングを続けていきたい。●日金銭(6418)はきょう5週間ぶりに52週線を回復した。昨年10月高値から調整色を強めてきたが、三角保ち合い上放れの合図か?週明けの動きをチェックしたい。●グローリー(6457)は12年6月安値基点の上昇相場が2年目に入る。もっとも、今週、07年12月以来の3000円台乗せが示現したばかりでかなりリスキー。改めてウォッチングを開始して動向をつかんだあと飛び出すべきか?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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