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2014/01/08

◆円安に転じた年明け3日目の東京市場は強気ムンムンの展開となった。日経平均株価は307円高の1万6121円と大幅に3日ぶり反発となり、3日ぶりに1万6000円台を回復した。出来高は前日比3.2億株増の30.3億株と増加に転じ昨年12月13日以来の30億株台を回復した。そして、売買代金は2兆4832億円と増加に転じた。12月13日以来の3兆円台回復はならなかったものの、「市場活況」と判断される2兆円台を11日連続で上回った。 後押ししたのは、7日発表の米11月貿易収支が改善(赤字幅が4年ぶり低水準に縮小)し長期金利低下したことを背景に、NYダウが4日ぶりに大幅反発しNY為替市場で円が反落したこと。東京市場は朝方から買いが先行。後場に入り、円が一段安の展開となるなか機械、電気機器、精密機器、輸送用機器など輸出関連が上げ幅を拡大。大引けにかけ一段高の展開となった。

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◆加えて、前日の好決算発表を受けこの日の市場の華となり、全般相場を力強く後押ししていったのは、当欄期待のセブン&アイHD(3382)、「セブン・イレブン」の大幅続伸だった。そして、06年5月以来の4500円台回復は目前となった。7日に発表した13年3−11月期(第3四半期)連結決算は、純利益が前年同期比32%増の1280億円と第3四半期として過去最高を更新した。コンビニ業界でセブン・イレブンの一人勝ちの構図は一段と強まるとの期待が株価を押し上げた、との指摘もあった。発表されたコンビニ事業の営業収益は35%増の1.9兆円、営業利益は15%増の1975億円だった。コンビニ事業の好調は店頭抽出のコーヒー、高品質のPB商品のヒットが背景にあり、それを支えるトップの経営力が生み出す商品力にある。ちなみに、味が良いと評判のコーヒーは1店舗あたり1日平均約95杯を販売し、期初想定の60杯を大幅に上回るヒット商品に育った!ちなみに、従来から既存店売上高の伸び率では他社に差が付いていたが、拡大しつつあると指摘もあった。セブン・イレブンの第3四半期は1.8%増、ファミリーM(8028)は0.4%減、ローソン(2651)は結果を開示していないものの、月次の動向がほぼ前年並みか下回る水準で推移しているといわれ、「セブンの伸び率を上回るのは難しい」と伝えていた。■また、当欄期待のセーレン(3569)も大幅反発し、875円と07年12月以来の高値となった。今全般相場のスタートだった12年11月安値457円から26週線上の上昇基調にあり、現社長が長靴を履かなくても染色工場で働くことの出来るシステム(ビスコテック)を構築し、福井の町工場がその技術で北米・東南アジアなど世界に進出。収益が急速に回復してきた。世界の名画さえビスコテックで織ることが出来る、その技が自動車内装材にも使われている。チャート悪化までは、引き続き、緩んだところは拾っていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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