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2005/12/28

◆東野圭吾作「白夜行」を1カ月ちょっとかけて読み終わった。セリ・ノワール(暗黒小説)というべき大作は文庫本で854ページある。が、主人公2人の心理描写はひとかけらも記されていない。「複雑巧緻」なトリックで他者がみた2人の主人公の姿が浮かびそして消えていく。2005年相場は実質あすが最終商い。あさって大納会はセレモニーで終る。本欄1月5日号で、紹介したのは、セカチュー「世界の中心で、愛をさけぶ」TBSドラマ版DVD−BOXを受け取りに出かけた渋谷の「TUTAYA」CCC(4756・カルチュア・コンビニエンス・クラブ)だった。正月を前にしたレンタルフロアに長い行列ができていた。しかし、株価は1228円に売られ、52週移動平均線を割り込む苦しい展開となっていた。が、オンライン会員数が大幅に伸長しており業績は大幅続伸見通しだった。「1237円の52週移動平均線レベルは中期好買い場とみてよさそうだ」とした。結局、2月中旬に1400円台に乗せたあとは、調整を何度かはさみつつもほぼ一本調子の上げで、12月5日の年初来高値5120円まで上昇。きょうも4890円と高値圏で頑強な展開が続いている。そのCCCがTBS(9401)と組んで初の放送前番組のDVD無料貸し出しをおこなっている。その番組が、新年1月12日(ちなみに筆者ン十回目の誕生日!)放送開始の「白夜行」である。2人の主人公を演じるのが、セカチューで競演した山田孝之・綾瀬はるかということで、原作本を読んだものだ。楽天(4755・ジャス)の経営統合要求は拒否できたものの、視聴率の悪さはTBS黄金の60年代を知っている筆者には経営陣の弱さとしかいう意外ない。「白夜行」もまた強力裏番組に勝てるか、疑問が残る。ライブドア(4753・マザ)に続く放送局との対峙に、攻めのポイントをつかめないままTBSに完敗した三木谷・楽天社長に失望(創設1年目のプロ野球で見せた始末も悲惨。水も与えずに泳げといい、結局、田尾監督を1年でクビにする。しかし、そろばん勘定だけは黒字の球団経営とは品のない)したが、TBSも含み資産に胡坐をかいている場合ではない。セリ・ノワールの世界に再び紛れ込んでしまう可能性は高い!

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◆相場はあきれるほど強い!平均株価は、きのうの反落や米国株安などそ知らぬふりで、急反騰し、年初来高値を更新した。ストップ高銘柄はマザーズ市場やジャスダック市場の直近上場銘柄を中心に48を数えた。出来高は3日連続の20億株割れながら、物色意欲は旺盛。本欄買い推奨では、小杉産業(8146・2)が一時55円高の291円まで買われ、2部市場値上がり率1位の281円で終った。先のミナミスポーツ買収に続き、登山用品などを手掛けるコージツ(9905・ジャス)をTOB方式で買収すると発表したからだ。小杉産はJブリッジ(9318・2)の傘下に入り再建中だが、今3月期は連結純損益の黒字転換、来期は経常損益の黒字転換と着実に前進する見通しにある。もう一段上の相場が期待できそうだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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