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2006/04/17

◆先週末14日にライブドアが株式市場から6年の命で退場していった。が、週明けの新興市場は厳しい下げとなった。直近新規上場10銘柄のうち9社がストップ安に売られた。ジャスダック指数は1.2%の下げにとどまったものの、東証マザーズ指数は119ポイント、6.18%の大幅下落で、155銘柄中値上がりはわずか7、大証ヘラクレス指数も190ポイント、6.19%下落し、値付かずの3銘柄を除く122銘柄中で値上がり銘柄数はわずか5にとどまった!1月16日以前と以降で個人投資家の投資勘定は様変わりに悪化しているのだ。いったん逆流となった流れを押し返すにはよほど大きな力か時間が必要だ。1歩前進2歩後退・・ン?もっとも、安くなってからドタバタしても始まらない。■本欄でも、昨年12月に「平均株価、4月高値1万7300円という数字もありうる」としながら、4月早々1万7500円まで上昇しこれをオーバーすると、さっそく1万8000円(TOPIX1800ポイント)目標を打ち出し、曲がった!?■米短期金利が5%台に乗せ、住宅価格上昇をテコとした錬金術が不可能になりつつあるうえ、NY原油期近物(5月限)は時間外で昨年8月以来の史上最高値水準の1バレル70ドル台乗せと、不穏な中東情勢にともなう地政学リスクを映す。

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◆市場体温計銘柄でいえば、みずほFG(8411)が4月に入り、102万円と上場来初めて100万円台を示現しての反落であり、トヨタ自(7203)も6880円の上場来高値を付けたあとの調整と、それぞれ下げても余裕がある。つまり、テクニカル面からみて、先行き平均株価1万8000円、2万円を想定した場合更なる上値を目指すと予想される。また、来週27日に3月期決算を発表する予定のソニー(6758)は、1月高値後もたついてはいるが、月足、つまり長期足は余裕裏に昨年後半から1月にかけての急騰相場の日柄調整を続けている。そして、いつ、上昇エンジンが点火してもおかしくない。問題は、大手鉄鋼株中で最も軟調展開となっている新日鉄(5401)。3月高値479円が低すぎ、その後の下げっぷりが良すぎることが気にいらない。が、月足では、12カ月線が380円にあり余裕十分で右肩上がりの展開が続いている。ただ、07年3月期営業利益以下が2ケタ減益見通しにあり、決算発表で悪材料出尽くし感がでるかを注目したい。

◆きょう、Webサイトで買い推奨したのは宇部興(4208)。ポイントは、抗血小板薬「CS−747」(第一三共とイーライリリーが開発中)に原末を供給していること。同薬はピーク時年商4000億円との見方がある大物新薬。現在フェーズ3で臨床最終段階。07年にも製造認可を申請する見通しにあり、業績寄与への期待感は強い!前3月期は期中に2度増額修正するなど足元業績はすこぶる好調。配当は3円に増配、続く今期は98年3月期以来の5円配当の可能性も。きょう96年8月以来の400円乗せを果たしたものの全般安もあり続落に転じた。突っ込み買いで臨みたい。■東急(9005)はきょう急反落したが、週足は突っ込み買いを示唆している。全般相場との兼ね合わせはあるが買い場を探したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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