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2012/06/14

◆日銀はきょう明日と金融政策決定会合だが、金融緩和を発表するタイミングではない。17日のギリシャ再選挙、週明け18〜19日のG20首脳会議、19〜20日の米FOMCを控えている。続いて、21日のユーロ圏財務相会合、22日独仏伊スペイン首脳会議、EU財務相理事会・・と続くことから、この日、市場に参加する投資家の動きは乏しかった。13日には米格付け会社ムーディーズによるスペイン信用格付け3段階引き下げもあった。しかし、日経平均は19円弱の下落と小幅で、前場は8500円台前半で30円強の、後場は8500円台後半で40円弱の小幅もみ合いで終始した。ヘッジファンドなどが、ここから、もう一段下を目指し売り叩くには、6月4日安値は昨年11月の8135円にあと100円と迫る水準であり、3月27日高値1万255円からは2000円(20%)強の下げを見た後であり、もっとリバウンドした後、上値が重くなってからでも遅くは無いと思える。昨年3月の東日本大震災後の日経平均は、上が1万円トビ台で、下値が8500円割れで推移してきた。もちろん、長期相場はバブル崩壊前夜の1989年末を大天井に長期下落基調が止まない。80年代にあった日本のハイテク産業=製造業の優位性は消滅してしまった。米大統領は4年間をかけて何かをなせばよいが、今や首相の寿命は1年前後?

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◆さて、コスモス薬品(3349)は5月9日に4745円の株式分割後高値(株式分割考慮後では05年11月高値5930円を5円だけ高値を更新!)を付けた後、500円強一服。きょうは4735円まで上昇し高値更新にあと10円に迫る場面があった。地方銘柄で市場認知度が低いことがPER13倍台に放置されてきた主因。ここから、上場来初めての高空相場に期待。●5月29日号に紹介した伊藤園(2593)がきのう今日と1457円を付け3月の1490円(09年11月以来の高値)に迫っている。「(5月)24日には1306円と年初来安値に迫る場面!しかし、東日本大震災時を除けば1250〜1280円台が下値関門であり。このラインを割らなければ下値不安は乏しい」と記したが、4日安値1300円から切り返してきた。さすがに、一気の2週連続大幅陽線となってきたので、26週、52週線の1373円前後までの急反落場面があってもおかしくはなく、その水準での「買い」を準備しよう。●5月21日号で紹介は畜産系の天然調味料で首位のアリアケJ(2815)が一時1673円を付け昨年7月高値1666円を更新した。当日記事を参照していただきたい。終値では1円高の1657円引け・・と残念!しかし、01年1月の上場来高値7900円から10年11月安値1200円まで10年に及んだ長期下落相場は終了。09年3月にかけ大きく落ち込んだ経常利益が10年3月期から3期連続で2ケタ伸張し、今3月期も2ケタ増益かつ9期ぶり最高益更新予想だ。予想PERは15倍台。2ケタ成長と日本の味を支え、畜産系天然調味料首位!を考慮すれば、10年秋を大底とした、もう一段上を狙う長期上昇相場入りが期待できそうだ。1600円台には因縁玉がありそうで、これを突破した1700円台突入後に「買い」とすべきか・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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