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2010/02/01

◆2月最初の東京市場で、日経平均は前週末比7円弱高の1万205円と小反発したが、TOPIXは小幅続落。29日の米国では欧州の財政問題を背景にドル高が進行し、株式、商品相場が下落。決算発表を受けマイクロソフト、フラッシュメモリー大手のサンディスクが大きく下げ、27日に新タブレット型コンピュータ「iPad」を発表したアップルも続落・・とハイテク株の下げも急だった。東京市場では、リコール問題の広がりが先行不安感につながりトヨタ(7203)が7日続落、29日に今2010年3月期連結売上高予想を減額修正した東芝(6502)が大幅続落し、海運、非鉄金属、卸売など商品市況関連のセクターが値下がり率上位となった。

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◆しかし、東芝の半導体部門は、主力のフラッシュメモリーの販売価格が上昇したことを受け営業損益が47億円の黒字と前7−9月期に続き2期連続黒字となった。痛かったのは、米国株式市場で、フラッシュメモリー最大手のサンディスクが、売上高が市場予想を下回ったとし、過去1年間で最大の下げとなったこと。連想売りを誘ったようだ。週明けのこの日に、中期相場を占う26週線を割ってきたもの。昨年2月の28年5カ月ぶり安値204円を大底とした上昇基調にあるが、週後半にかけてプラスかい離を回復するかが注目される。昨年11月時は12月第1週以降の世界同時株高を背景に、翌週にはプラスかい離を回復していた。また、長期線の52週線はきょう現在411円だ。

◆また、トヨタのリコール台数が世界で700万台超とも言われる、となれば、単体の年間販売台数を上回るレベルであり、ハイブリッド車でエコカーと自動車業界をリードするとの当面の構想は宙に浮きかねない・・。加えて、「ホンダ(7267)も海外で64万台リコール」との30日朝の日経報道ときたから、「メイドイン・ジャパン」はどうしたの?の懸念が膨らむのは当然!?■当欄、注目のスクリーン(7735)も続落を余儀なくされている。が、13週移動平均線や26週線が300円台後半に待ち受けている。引き続き、半導体関連株の全般相場をチェックしつつ、独自の上昇基調を刻み続けることが出来るかどうかに注目したい。

◆楽天(4755)も前週後半に連日で昨年来高値を更新したことから、利益確定売りが出やすくなっており、高値波乱も予想される。が、週足ベースの上昇基調を持続している限り注目し続けよう。●きょう一時20万円台を割る場面があったメッセージ(2400)も同じことがいえる。●また、直近紹介できょう急反落した日清医療食品(4315)はいったん様子見の時間が必要か。

◆一方、きょう、実質東証1部市場値上がり率トップとなったのは、直近、紹介中の日本調剤(3341)だ。29日に発表した今10年3月期第3四半期累計連結決算が、前年同期比15%増収、57%営業増益と好調裏に着地し、据え置かれた通期予想に対する営業利益の進ちょく率が81.1%と高かったことが買いを集めている。加えて、「従業員持株ESOP信託」の導入を決議し、普通株式総額5億円分を10年2月9日〜4月28日(決算に絡む3月25日〜31日は除く)の間に市場より取得すると発表したことから、需給の改善を好感した買いが広がっている。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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