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2010/03/17

◆金融緩和受け反発も騰落レシオは調整を示唆!?日経平均は前日比125円高の1万846円と反発した。朝方から買いが先行、13時過ぎにかけて安値をつけに行く場面もあったが、その後は大引けにかけ上げ幅を拡大していった。日経平均の日中値幅は103円となり、8日ぶりに100円以下の小さな値動きを3円ではあるが上回った。一時1万864円まで上昇し、1月15日の昨年来高値にあと118円と迫る場面もあった。ただし、25日移動平均の騰落レシオは8.7%上昇し128.6%となり、1月6日の127.6%、昨年8月14日の128.1も上抜いた。昨年11月から1月にかけての上昇相場と比較し、買いエネルギーを大量に放出したという感覚はない。が、騰落レシオによる経験則では、オーバー気味であり、短期的な調整を挟んでも不思議はないことを示唆している。■16日の米FOMC(連邦公開市場委員会)後、政策金利を長期にわたりゼロ近辺で維持すると表明したことから、今後のFOMCでもしばらく低金利を継続するとの見方が広がった。ドルは大半の通貨に対し下落。米株式市場は上昇、S&P500種指数が08年10月以来1年5カ月ぶり高値を付け、NYダウは6日続伸した。国内では、17日午後の日銀金融政策決定会合で、新型オペで供給額を約2倍の20兆円程度に拡大すると決定。後場には、1ドル=90円台央と円安に振れ、電気機器など輸出関連株が買われた。NY原油高を受け素材・資源関連株が上昇。中国、香港をはじめアジア市場がそろって上昇したこともあって、TOPIX業種別株価指数では全33業種中で陸運を除く32業種が上昇した。出来高も前日比3億株以上増え20億株弱となった。売買代金も3日ぶりに増加した。時価総額は3兆2358億円増の317兆1557億円と大幅に増加し1月21日以来の高水準となった。市場筋推計による「外資系証券朝寄り付き前の成行き注文状況」からは、海外勢の買い注文株数が続いていることを示唆している。全般相場を強引に上げる規模ではないが・・。

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◆引き続き、上昇基調を刻む日電産(6594)、キヤノン(7751)を輸出関連かつ「日本力」相場の主戦として、相場の羅針盤として注目している。が、上記の通り、騰落レシオからは、高値飛びつき買いは不要を示唆している。ここからの上昇相場に乗り遅れたとしても、そうくやしくはならないはず。急反落リスクを考え、基本はウォッチングとしたい。それでも、というならば、材料株では、●何度か紹介した戸田工(4100)。リチウムイオン電池関連+電動モーター軽量化関連で、200日線に踏みとどまり続け、下値を切り上げている。時価で打診買いを入れ、その後、2月高値662円を突破したところから買い出動したい。もちろん、ロスカット価格を決めてからだが。●また、関電化(4047)は200日線に迫ったところから切り返し、700円台を回復してきたチャートに期待。リチウムイオン電池関連の一角であり、2月には今3月期経常利益予想を一転増益に増額修正した。さらに、フィデリティ投信が持株比率を上げていることも手掛かり材料となる。ゆっくリズムで注目の結核関連・栄研化学(4549)が前週末に75日線をのぞいた後、きょう、13週線及び75日線を上抜いた。当分は、チャートが上昇基調を維持しているかどうかのウォッチングを継続したい。下値切り上げと見れば拾いたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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