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2015/05/22

◆日経平均株価は6日続伸した。前日比61円54銭(0.30%)高の2万264円41銭と6日続伸し、3日連続で年初来高値を更新。2000年4月14日以来、15年1ヵ月ぶり高値水準に上げてきた。12年12月安倍政権誕生とともに発進し、昨年前半の大幅調整を経た後、9月下旬から10月半ばの調整を挟みさらに一段高、12月中旬から今年1月中旬の1ヵ月間の調整を経てた後は、ここまで、ほぼ一本調子の上げとなった。世界的な金融緩和下の緩やかな景気底上げ基調推移が続くなか、日銀はこの日開催の金融政策決定会合で、景気の判断を従来の「緩やかな回復基調」から、「緩やかな回復を続けている」と前進させたことから、日銀が国内景気の先行きに自信を強めているとの見方が広がり買いが向かったようだ。この日の上げ幅も61円と大幅ではなくゆっくりではあるが一歩づつといった感があり、利益確定売りが躊躇われる格好となっているとの声も聞かれた。東証1部時価総額は591兆3007億円と拡大し終値ベースで、1989年バブル絶頂期に記録した過去最高590兆9087億円を約25年ぶりに更新した。あのバブル絶頂期の大納会時は、筆者証券会社時代。そして、年明けから株式市場は一転、海外勢の先物取引による売りと利益確定売りに急落展開となっていった。日経平均は08年10月安値6994.90円!とまるで信じられない安値を見た後ようやく底入れ。12年12月からここまで上昇展開となってきた。先行きは、世界金融緩和下、欧米、アジア、日本の景気が熱くはなく冷たくもまいぬるま湯状態のそこそこ順調なここまでの推移がなお続き、急反落や急騰を挟みつつじり高基調をたどるか?は不明だが、ブレーキとアクセルを踏み間違うことなく、目の前の歴史的な相場に溺れることなく、気負いもせず、時にはエイヤっとばかりに動くなどなお、この市場と格闘をしていきたいものだ。

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◆この日の当欄銘柄は9329円の上場来高値を付けたダイキン工業(6367)。アベノミクス相場始動直前の12年6月安値は1836円であり、株価は5.08倍化。筆者が同社滋賀工場見学したのは90年代後半の証券時代。証券調査会での京都旅行を兼ねた華やかなものだった。が、同社を認識したのはその時が初めて、2000年7月高値2750円、01年10月に1500円台と調整を入れ、07年6410円高値。そして、12年6月安値1836円を二番底した長期上昇基調がここまで伸びてきたもの。エアコン部材の買い入れ集中戦略や東南アジア、中南米での積極的海外展開と合理化加速で収益力アップを加速してきた。引き続き、突っ込み場面、上昇基調下のトレンドライン下値では拾っていきたい。●また、長年注目の浜松ホトニクス(6965)もこの日高値3915円は、権利落ち修正後の最高値!となるが、引き続き、「野中の一本杉はさらに成長する」今回の相場展開に期待できそうだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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