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2007/12/21

◆この日、筆者の銘柄コメントの仕事ははかどり16時前には終った。前日は市場手掛り難でなかなかはかどらず、17時過ぎにようやく終ったのだが・・。それだけこの日の株式相場がよかったということだ。米サブプライムローン問題に関しては、安心できる状況にはないが、クリスマスを目前にし、世界の投資家の換金目的の売りは一巡したというのか。あるいは、クリスマス休暇を前に市場参加者の少ないのを狙った仕掛け的な買いが入ったか・・。日経平均は前日までの4日間は後場に入り失速するパターンが続いたが、この日は、逆に、後場13時を回った後、上げ幅を拡大する展開となった。アジア市場の上げ幅拡大が後押しした。<アジア・太平洋16市場の星取表は12勝0敗4休場>となったのだ。その後、欧州、米国市場とも堅調展開となっている。

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◆11月末、自由が丘圏にあった銭湯が廃業した。駒沢、都立大駅など筆者の近辺に5軒あった銭湯はバブル期から今年までの20年足らずで消え、すぐ近所の商店街でも32年間続いた本屋さんが今年で店仕舞いするなど串が抜けるように小売・サービス事業店舗が姿を消している。そして、庭の広かったお屋敷は相次ぎ、戸建て住宅の群れに変わった。

◆日本市場では、ジャスダック平均と東証2部株指数は下げた。が、繰り返すが、日経平均は、「4日連続の1万5000円攻防戦となり、9時半にわずかに1万5000円割れを見せた後、攻防戦に競り勝った格好となった」。出来高は3日連続で20億株割れだがかえって下値無用を見せた格好。日経朝刊に、「東芝(6502)が液晶パネルで松下・日立連合路離脱し、シャープと提携」、「日立(6501)が不採算のHDD事業を売却、撤退」と報じ、19日付けの「松下、キヤノン、日立が有機EL、液晶パネルで連合」という記事に続き、エレクトロニクス産業での事業統合により、電機再編の流れが一段と加速、世界の電機産業での競争勝ち抜きを狙った動きに期待感が高まったようだ。鉄鋼業界でも新日鉄(5401)と住金(5405)、神戸鋼(5406)が相互出資を拡大し、巨大M&A戦の渦から離れようとする動きもあった。人口の減少・高齢化時代を迎えるなかで、世界に伍して戦い抜くためには国内企業・産業の再編は不可欠とのみかたが主流。銀座では世界ブランド専門店が通りに並ぶなか、今年は、昭和30年代には「文化」でもあった百貨店の企業統合が一気に加速した。先に、当欄で紹介したように、家電量販店業界、ドラッグ・ストアと調剤薬局業界、スーパー、ホームセンター業界などの再編、優勝劣敗が進む・・など、08年相場を揺さぶる流れは一段と加速しそうだ。

◆JT(2914)が70.8万円まで買われ上場来高値となった。26週移動平均線が03年12月に52週線を上抜くゴールデンクロスを示現、今に至るまで26週線に下支えられ上昇基調が続く。海外に打って出たことで好業績を継続させた半官業に海外政府系ファンドが安心買いしてもおかしくない。上値買いでは時間がかえってかかるJT、26週線から下に大きく踏み外さない限り「強気」を継続。●浜松ホト(6965)は今年も4000円の壁を乗り越えることはできなかったが、失速しないうちに4000円台に乗りたいもの。●東急(9005)は3月に4ケタ乗せを果たした後は、人気圏外に。が、08年は、地下鉄新線と渋谷で接続。渋谷再開発に向けての準備をこの水準から買いたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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