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2012/12/12

◆日韓サッカー・ワールドカップ時代にオールナイトの焼肉店を手掛けていたことから、夜は動きまわることができる妻だが、朝早く起きることなどまるきりダメ!しかし、長兄側の姪が数年ぶりに来日したとあって、あちらこちら車を走らせ連れ回っている。15日には姪が北欧に向け出発するというので、今朝6時半起きで東京スカイツリーに向かった。前日は、当日入場券を買うだけで80分待ちと聞いて戻ってきて、今朝、改めて出かけたもの。8時過ぎに電話をしたが、しっかりと展望台で「スゴーイ!スゴーイ!」を連発しつつ東京から関東一円の風景をみていたようだ。

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◆1980年代央のバブル拡大期に都内高層ビルから四方を見回した時に数えた20階以上の「高層ビル」は30に満たなかった筈。今では、その時見た(地上18階地下5階で霞ヶ関ビルができるまでは日本一だった)日本橋・大日本インキビルの最上階近くにあったコーヒーラウンジから、何が見える?ヘリコプターで飛び数えていくしかないか・・?ちなみに、「東京 超高層ビル」で検索すると、東京ミッドタウン・タワー248.1メートルをトップに、100メートル以上のビルが397本とある。そして、99メートル級だけでも28本有りという。横に長い東京駅赤レンガ駅舎は南北に320メートルほどあるというから、東京駅の幅が勝っている。やはり、地べたに広がる方がたやすい・・。しかし、構造物は上でも横にでも広がるが、株価は上か下か、横ばいか、それとも、退場しかない?

◆その株価だが、日経平均株価はこの日終値でほぼ8カ月ぶり高値。NYダウは着実に07年10月の過去最高値1万4164ドルに向け、下値切り上げ型のチャートを継続中だ。が、日経平均株価は1989年末最高値3万8915円をトップとした長期下落基調から抜け出せないでいる。10年4月に付けたリーマン・ショック後高値は1万1408円にとどまっている。が、8月から5カ月連続で上昇してきたが、この日やっと一時9600円台を付けたばかり・・。経済の疲弊、政治の貧困にもかかわらず、円は買われる。16日の衆議院選挙で生まれるだろう自民党・安倍政権下、やってくるのは夢か希望か、はたまた絶望か無か?相変わらず何も変わらず淀んだままか・・。10月安値8488円からようやく9600円を付ける水準に切り上げてきた。が、ヘッジファンドなど海外勢主体の相場(低位株は国内目先資金の物色対象)と言える。海外株高、自民党圧勝とあっても、年末上昇相場にあわてて付かないほうが良いとみる。利益確定売りを先行させたい。

◆なかで、ショーボンドHD(1414)は7日号で、2700円台はいったん「利益確定売りの時」としたが、コンクリ補修業トップであり、高度成長期に完工した高速道路をはじめとした国内建設インフラの寿命、劣化期も迎えつつあるなか、業績は順調に推移していくと見ており、調整期を待つか、逆に、2800円台乗せで小口打診買いするか。●道路舗装最大手のNIPPO(1880)はこの日年初来高値1030円と07年8月以来5年4カ月ぶりに4ケタ台を回復。昨年11月安値494円から倍化超。52週線とのかい離が大き過ぎ、900円台前半に静まるのを待ちたいが・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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