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2007/05/17

◆アジア・太平洋17主要証券市場の星取表は13勝3負(パキスタン・スリランンカ・日本500平均以外の指数)1休(インドネシア)だった。日本株は、発表された決算・業績予想の数字(の受け取り方次第)で個別銘柄の明暗が分かれる(弱気、もしくは様子見の)日々が続いている。そんななか、ソニー(6758)が朝の寄り付き直後に6750円と続急伸し9日の年初来高値を更新。02年6月第2週以来の高値をつけた。本欄が05年4月11日号で<「では、全般をリードするのは?そこで、本欄は次の市場体温計候補のひとつを、新経営陣で新たな「ソニーらしい」製品を登場させ、新たな地平を開くことができるかに注目ソニーらしい製品が登場した時、ソニーが市場体温計となる」>と期待したソニーが、朝の寄り付き直後に6750円と続急伸し9日の年初来高値を更新。02年6月第2週以来の高値をつけた。新日鉄(5401)、トヨタ自(7203)の調整が続く状況下、世界ブランドとして今なお存在力は抜群のソニーなら、例え、全般相場が軟調であっても、市場の崩落を回避させるラストランナーとなれる。いや、市場体温計というよりも先行き相場を占うトップランナーに復帰できる。05年は「市場体温計候補」に終ったが・・。気になるのは、「ソニーらしい製品」を伴っていないこと。営業利益の黒字化が来期にずれ込むゲーム機「PS3」、第3作目も大ヒットなっている「スパイダーマン」をはじめとした映画事業、欧米でリードし世界トップにあるも国内ではシャープ(6753)の後塵を拝している液晶テレビ・・まだまだ「ソニーらしい製品」は誕生してはいないが、課題だったエレクトロニクス事業が業績改善急で市場の中で次第に存在が台頭してきた。日本エレクトロニクス産業はその競争力においてかつてのような存在感がなくなっている。が、未だ期待感が消えうせたわけではない。筆者は依然、「株式市場において、日本自動車産業は未だ実力を正当に評価したPERをあたえられていない。一方、日本エレクトロニクス産業への過大な夢を見すぎている」と考えているが、ソニーが総合評価という観点から「市場体温計」銘柄として存在感を高めたとき、日本市場はもう一歩前進することになる。

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◆日銀出資証券(8301・ジャス)が130万円台の昨年1月以来の高値圏で頑強な動きが続いている。「含み資産」について語られる場面で出てくるのが日銀株だが、本欄では依然常連銘柄だった片倉(3001)が現在も着実に下値を切り上げ、日清紡(3105)は1634円まで買われ、90年2月以来の高値となっており、次第に存在感が強まりそうだ。■本欄注目株・新興プラン(6379)も1434円と買われ2月の年初来高値を更新。90年3月の上場来高値1600円更新が見えてきた。ならば、原発関連売上構成比7割でトップ級の岡野バルブ(6492・東2)を「700円前後のここから打診買い、600円前後に値幅調整が進んだ場合に押し目買い、830円の高値を更新したと頃から追撃買い」したい。■不動テトラ(1813)は世界の船舶需要が高まるなか、港湾整備・開発関連として五洋建(1893)をはじめとした日本の浚渫関連株の注目度が高まるなか、信用倍率1.41倍と厚みをもつ再生思惑株として200円超の相場が期待される。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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