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2005/05/20

◆今朝の日経新聞で報じられた上場企業(金融、新興市場などを除く)の今06年3月期業績動向で、予想連結経常利益の中間集計結果は、本欄18日付けでもしかしたら減益?との懸念は当たらなかったが、1.5%の低い伸びに止まった。製造業で5.2%増益となったものの、原料高が響き鉄鋼、化学など素材関連の増益率が大きく低下する。電気セクターは秋以降の回復で2ケタ増益に復帰するが自動車は先行投資負担増から減益見通しだ。また、非製造業は4.8%の減少となる。ただし、最終結果を見なければどう転ぶか分からないとの見方もある。減益懸念は当たらなかったが、3期連続2ケタ増益の後に急ブレーキを踏む格好となり株価の足を引っ張るリスクは残る。きょう平均株価が最後は反落に転じた理由は企業業績のもたつきだと見るが、企業は期中の減額修正を回避するため、常に慎重姿勢で発進するのが基本であることは記憶しておきたい。

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◆テクニカル面では、週足チャートは「小幅陰線で下ひげの長い安値圏での十字足」となり、W底を打った。来週に期待してもいい。■イビデン(4062)は先週97年の上場来高値を更新し、今週は上昇ピッチを加速させ4週連続の陽線となった。同社は戦時中に揖斐川に水力発電所を作りスタート。映画光源にカーバイドを利用。プラスチックに進出し、95年「ウインドウズ95」発売でパソコン時代が到来してインテル向けのICパッケージを供給。そして、ディーゼル車の浮遊粒子状物質浄化のセラミックフィルター(DPF)では第一人者、ヨーロッパで高シェア誇る。10年ごとに新たな収益源が加わり成長し続ける。どこまで株価は行くのか?聞かれても、初めての青空天井、株価に聞くしかない。保有株は12日号で一部売却後持続。◎東京精密(7729)も年初来高値更新で4月に続く2度目の4000円台乗せ。上値をとりに行き始めれば追撃買い。◎ラサ工(4022)の今期経常増益率の鈍化は、300ミリウエハ再生工場の建設に伴う償却負担増がピークとなるため。きょうはもたついたが強気持続。◎日無線(6751)が業績大幅増益を手に昨年7月以来の52週線突破目前。GOサインは間近か。◎片倉(3001)は動き鈍化のため一部利益確定売りしたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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