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2006/05/15

◆あさっては「5月17日」。はたして3年連続で株式相場のテクニカルな分岐点になるか。本欄は、前週末、「12日も米国株が下落し、<週明け月曜日の東京市場で、朝の寄り付き前後に売り物が先行すれば、引けにかけて反発に転じる>可能性が高いとみているが、さて・・!?」と記した。結果は、昨年10月以来の5日続落。ただ、朝の寄り付きが206円安、最安値が284円安、終値が115円安できょうの高値で引けた。日足は下ヒゲ78円の幅で91円の陽線となったが、75日移動平均線は割り込んだまま。<もう少し下ヒゲが長い陰線>ならば短期リバウンドを示唆する典型的な日足となったのだが・・。引けにかけて下げ幅を縮小したのは、(人民元が切り上げ後初めて1ドル7元台をつけたことを受け,為替が1ドル109円台前半まで円高に進んだが)その後は110円台と円安に転じたことが背景だ。つまり、前週末、米国株式はドル安、株安、、利高のトリプル・パンチを食らって大幅続落したものだが、そのうちのひとつドルが買われたのだ。ならば、15日の米国株は反発する。そして、いったん戻しに入るとみるが

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◆さて、5月17日は04年、95年と2年連続でその年の最安値を付けた日。特に、昨年の5月17日はザラ場安値で2番底となり、その後の上昇相場の基点になった。ちなみに、直前高値から5月17日安値までの下落率は、04年が13.0%、05年が7.4%。今年に当てはめると、4月7日の高値1万7650円から7%下げた水準は1万6380円となる。そして、きょうの安値は1万6317円でこれを下回った。<値幅調整ははかなり進んだ>といえる。ただ、1万6317円が下げすぎであり、次ぎの相場の目標高値は従来予想が下に切り下がった。つまり、<平均株価のトレンドの中心線に対しプラス5%、マイナス5%というカイ離線を引くチャート>があるが、1月25日まではプラス5%と中心線を往来しつつ上昇したが、その後は中心線に対してマイナスカイ離で推移する動きが続いている。今回、1万300円台をつけたことでもうひとつ下のマイナス10%ラインと5%の間で平均株価は推移するパターンになる可能性が高い。そして、6月1日の目標株価はマイナス5%ラインの1万8000円(マイナス10%ラインなら1万7000円)になる可能性があることを示唆している。

◆さて、今週の注目株は、◎中期狙いでNTTデータ(9613)。国内企業のシステム投資の拡大を受け06年3月期、今3月期と連続大幅増収増益で、経常利益は連続過去最高を更新する。株価は昨年12月高値から5カ月を経ており日柄整理は終了したといえよう。三角もちあいを上下どちらかに放れる日は遠くない。当然、上放れに向かうとみている。◎もうひと銘柄はフジ住宅(8860・大)。南大阪を地盤とし戸建て、マンションを手掛ける。今3月期は前期比27%増収、13%経常増益と連続最高更新見通し。同時に09年3月期を最終年度とする新中期経営計画も既に発表済みだ。株価を支えるのは26週移動平均線。PERは13倍台と割安感が強い。これもまた三角保ち合いを形成しており、上下どちらかに放れる時が迫りつつある。全般相場好転に合わせた4ケタ相場を期待する。あと◎菱食(7451)は3200円台前半は押し目買い水準だ。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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