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2008/11/25

◆オバマ次期米大統領が主要閣僚人事や米銀大手シティーグループ救済策及びビッグススリーへの緊急融資問題など積極的に動いている。前週末そして週明けの米国市場は大幅続騰。2日間の上げ幅は1987年ブラックマンデー以来で最大となった。金融株指数は19%弱の上昇で指数算出開始の89年以来最高の上げ幅となった。■これを受け25日、他市場に1日遅れで始まった東京市場の今週相場は、日経平均株価が9時半過ぎに446円高の8356円まで続騰した後、2時過ぎの8075円まで上げ幅を縮小。戻りの鈍さ、上値の重さを気にし始めたが、その後は引けにかけ買いなおされる展開となった。前週末、月曜日と米国株が大幅続騰となったことが主因。

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◆25日も米国株は堅調展開となった。ただ、米政府の姿勢が強くても相場はどうしようもないことがある。ここまで大きく下げてきただけにまだまだ反騰余地を大いに残している。新たな、数カ月規模の上昇相場が現われても不思議はない。市場センチメントが好転することで、大きく下げた分の戻り相場は大いに期待できよう。ただ、長期上昇相場の基調が転換したことで、乗り越えなければならない壁は厚く高い。

◆TOPIX業種別株価指数では直近で下げ幅の大きかった不動産株指数が9.7%上昇し値上がり率トップとなった後、その他金融株、証券・商品株、保険株と金融株が値上がり率上位に続いた。

◆セブン銀(8410・ジャス)はこの日の取引終了後にMSCI指数に組み入れられるとし、買いが先行。前場寄り付き直後には1.1万円高の35.9万円の上場来高値を更新したが、その後、34.2万円まで売られた、再度買い直されて大引け3分前に35.6万円をつけたが、直後から大きく下ブレし結局6000円安の34.2万円と続落で終った。ここからは「利益確定売りもよし」の姿勢で臨みたい。

◆科研薬(4521)は8月以来4ケタ手前の高値圏を何度かトライするも突破できず、9月以降、3度にわたり800円割れ場面をみた。それでも、そのたびに切り返し、再び、4ケタ相場にトライする格好となっている。25日には972円まで戻し10月3日以来の高値をつけてきた。9月1日の年初来高値986円更新から4ケタ突破に向かうとの期待をかなえてくれるか注目ポイントにある。

◆能美防災(6744)は住宅用警報機器大手。セコム子会社となり、システム開発でも協力している。前週は13週移動平均線にタッチした後、反転上昇。06年12月の326円を二番底とした上昇基調は継続しており、今年10月の年初来高値997円突破から4ケタ相場が期待される。06年の改正消防法施行により新築・改修住宅への火災警報器の設置が義務付けされており、既存の住宅に関しても11年6月までに各自治体が義務付ける見通しという追い風にある。家電量販店やホームセンターで簡単に購入できるようになっており、一般家庭にも普及が進んでいる。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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