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2005/12/12

◆TOPIX全33業種別株価指数揃って上昇。売買代金は連日で3兆円超と大商いで、ほぼ全面高の「未曾有の活況相場」が続いている。TOPIXは先週乗り損ねた1600ポイントを一気に超え、平均株価は1万6000円まで260ポイント強に迫るITバブル期の2000年10月以来の水準となっている。ITバブル期は特定ハイテクグループ中心の偏った展開だった。が、現在はほぼ日替わりメニューのように物色対象を変えながら上値を追う展開で、投資家には成功体験と余裕が生まれている。■グループとして割安感が強いのはやはり自動車関連株と商社株だ。また、米国同様に逆風にさらされているのはヘルスケア株。医薬品株及びバイオベンチャー株だ。また、広告関連などを除く携帯電話システム関連株も蚊帳の外にある。本欄では、バイオベンチャー株及び携帯電話・パソコンのシステム関連株を前面に押し出していただけに、昨今の不振は痛い。不振セクターは次の相場では主役ということが多いという、過去の経験則に期待しつつ、我慢しつつ次の出番を待とう。◎商社株では、もう一段大きなスケールの相場展開に期待しよう。きょう上場来高値を更新したのは三菱商事(8058)、三井物産(8031)、そして、トヨタの世界展開が好調に推移していることを象徴する豊田通商(8015)の3社。いずれも強気を堅持する。上値追いチャートになってきた岩谷産(8088)も強気で攻めよう。◎自動車部品では、かつて、イビデン(4062)とともに次の時代の高成長企業と評価したデンソー(6902)だ。きょう初の4000円台乗せを果たし、PER23.9倍は自動車関連株では高評価だ。が、年15%成長で拡大しているデンソーは引き続き中長期持続、中勢相場の押し目買い姿勢で臨み続けよう。

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◆住友鉱(5713)株は、アナリストが評価に悩むところ。NY金先物市況が11月から再騰して、12月に入り1トロイオンス=500ドルを超えた後は一気の上昇中。先週末530ドルに上昇してきた。住友鉱はきょう100円超の上昇で1478円までつけてきた。2日現在の信用買い残株数は3100万株超に膨張しているが、「全て利が乗っている」状況にあり、上値の重荷とはならなくなりつつある。時代の流れと金市況動向を横目とする相場ほど、アナリストを悩ますものはない。また、金やプラチナだけでなく非鉄金属への投資資金流入も盛んで、三菱マテ(5711)や環境事業でも好調の同和鉱(5714)なども大にぎわいだ。

◆本欄注目の石川島(7013)が猛烈急騰。12月1日の308円がきょうは381円の01年8月高値に顔合わせした。8月から4カ月連続の月足長大陽線を描いており、80年代バブルの時の上昇相場を連想させる上昇ピッチである。強気継続。◎新興プランテック(6379・2部)が600円に迫ってきた。2年超の相場の大団円に向けようやく出発した。引き続き強気で追っていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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